怪獣の熱光線

@littleblaver

第1話

午前四時を表記する電波時計。身体に巻きついて離れない薄い掛け布団。扇風機の音でさえうるさく感じる静かな部屋。散らかった頭の中で何かを考える余裕はなく、俺はまた眠りについた。

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