第22話困った時はとりあえず大きな声でへーーるぷみぃーー!!

登場人物


矢葉井高校3年


男性陣


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)


三間煌葉(17)


女性陣


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)


ーーーーーーーーあらすじーーーーーーーー

怖いものは怖いし怖くないと思っていても怖い

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


赤コーナー

瑠夏、梨華、煌葉


瑠夏side

梨華「院長室へドーーーン!!」

瑠夏「ちょちょ静かに!ゾンビに!!バレるからぁぁぁ!!!」

煌葉「瑠夏がぁぁぁぁぁ!!!いちばぁぁぁぁぁぁぁん!!!!うるさいねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」


院長室へ辿り着きド派手にドアをブチ破って入っていく。

隠れる気?ないない、だって僕、、、ゾンビと話せるしぃー?話し合えばいけちゃうし?もう余裕だね!


瑠夏「2人とも大船に、いや赤兎馬に乗った気でいな!」

梨華「うん!微妙に乗りきれない中途半端感が瑠夏君だよね!」

瑠夏「がっ」


精神ダメージは友達からが1番デカいんだぜ


煌葉「何かあるかなぁー?」

梨華「うわぁー、高そうなペンだぁ」

瑠夏「なんか全部が高そうに見えてくる」

煌葉「むむ、なんかこの棚、、臭うぞ!!」

瑠夏「嗅覚レベルMAX?」


煌葉が言っていた棚を3人で探し始めた。

なんだか資料みたいなのがたくさんあるなぁ、見るのがめんどくさい。


梨華「怪しい物はこんな表に隠さないんじゃないかな?この資料どかしたら奥に鍵式の扉があるとか!」

瑠夏「あーありそうありそう」


資料をどかしてみるとやっぱりあった。

ホラゲーマスターの僕には簡単すぎるよ。

ホラゲーとかやった事ないけど


煌葉「鍵を探さないといけないね、医院長だよねもってるのね?」

梨華「うーん、間違いなくそうだね」

瑠夏「どうにかして壊せないかなぁ」

煌葉「ゾンビの中に昔か現役でピッキング極めし者いないかな?」

瑠夏「ないだろ笑」

梨華「試しに探してみよ!」

瑠夏「でもどうやって?」

煌葉「ここにくる途中にいいのあったよ!」


...............


ピーッガガガ

瑠夏「あー、あー、えー、あのー、」

梨華(頑張れるかるか!)

煌葉(パワー!!)

瑠夏「ぞ、ゾンビ様の中に!ピッキングに自信のある方!至急医院長室まで!でてこいや!!」


ガチャン


愛美「、、なんだ今の放送?」


天智「瑠夏か?脳が腐ってきたのか」



瑠夏「あーー、緊張した。」

梨華「お疲れ様!」

煌葉「バッチリだったよ!」

瑠夏「院長室に戻って来るの待とうか」


ーーーー4分27秒後ーーーー


瑠夏「、、、あのー、」

ゾンビ「ばばっ『あ、どうも〜昔にピッキング茶帯までいった者です』」


本当にきたよ、ピッキングに帯色あるんだぁどこでやってんだよそれ

ゾンビってこんなきてくれるもんかね、

煌葉達は隣の部屋で待機してもらってる。

しかしこのゾンビいかにもやってそうな見た目だな、ゾン棒って呼ぼう。


瑠夏「こ、この奥の、、あの」

ゾン棒「るぁ『あ〜あれ開ければいいんすか?おっけでーす』」

瑠夏「おね、がいしまふ」


ゾン棒が作業してる間に知らない人(?)と上手く話せる方法を調べよう


ーーーーー作業中ーーーーー


ゾン棒「にゃん『なんか最近手が震えるって言うかなんか言う事聞かないんすよー?マジ卍』」

瑠夏「ま、まんじ〜、、ははっ」


マジ卍なんていつぶりだよきいたの


ゾン棒「ワン『この前なんて盗みに入った家に住人がいてねー?しかもそいつ噛んできたんすよー笑』」

瑠夏「まんじ〜」

ゾン棒「がおっ『あれ、そういえば噛まれた後ワシどうしたんだっけ?』」


チャラそうな口調なのに自分の事ワシって呼ぶんだ。


瑠夏「あのー、どこから覚えてるんですか?」

ゾン棒「カーッ『っすねぇ〜、気づいたらこの病院にいたっすよ?多分噛まれて病院にきたんじゃねっすか?笑』」


もしかして病院ゾンビだらけにしたのこいつじゃねーの?

笑じゃねーよバカタレ。


作業すること5分


ゾン棒「ぱっ『開いたっすよーう』」

瑠夏「こんな早いの?」

ゾン棒「ぴゃっ『普通の家なら2秒で開くけどこれ結構変わってて手こずったすなぁ』」

瑠夏「ありがとうございました」


人見知りを治す方法に『緊張するのは当たり前だと思い話す、開き直る』と書いてあったからそのメンタルでいってみることにした。


ゾン棒「ぷっちょ『んじゃ、自分はこれで〜、なんか病院に美味そうな肉がありそうな気がして腹減ってるんすよ〜』」

瑠夏「、、、1つ聞いていいですか?」

ゾン棒「ぺっぺっ『なんですのん?』」

瑠夏「今自分は人間だと思いますか?あとその肉っていうのは?」

ゾン棒「ポイつ『なにいってんすかー?当たり前じゃないっすか笑、肉ってのはーなんてーか今まで食べた事もないなんかこー特別な?』」

瑠夏「そうですか、ありがとうございました」


ゾン棒さんはフラフラと出ていった。

安全なのを確認して煌葉たちに連絡した。


煌葉「おつかれーちゃん!」

梨華「さまさまでーす!」

瑠夏「ちょりーーす!!」


梨華「ほいで?中はなんですかなー?」


中には鍵が1つとファイルがある。

ファイルの中はなんか難しそうだから3人で読むのやめた。


瑠夏「よし、よくわからない鍵とよくわからないファイルをゲットしたし皆んなと合流する?」

梨華「そだね!他のとこ見るのめんどくさいし!」

煌葉「じゃー連絡してみよー!!」

瑠夏梨華「おぉーーー!!!」



ゲットした物

ファイル


ゾンビは自分がゾンビになってるって気がついていないのか?美味そうな肉って多分煌葉達の事だろう、ゾンビ達は何で人間に気がつくんだ?

今度我輩はゾンビであるってやつがいたらそいつに色々聞いてみよう、皆んなの為になる情報を出来るだけ多く得ないと。


とりあえず天智と真琴に連絡をしてみる事にした。


→青コーナー

天智、小春、鷹次、啓耶


天智side

鷹次「ふむふむ、これはこれは」

啓耶「よもやよもや」

小春「あいやー、、」


てててんてけてけ♩


瑠夏から電話がきた。

瑠夏「天智!鍵となんか怪しいファイルゲットだぜ!」

天智「おー、、そうかぁ、、」

瑠夏「どしたの?元気ないねぇ?」

天智「瑠夏今すぐこっちこれるか?」

瑠夏「合流しようと思ってるよ!何かあった?」

天智「いやー、、ゾンビに囲まれちゃってぇ、、今病室に閉じ込められたみたいな?」

瑠夏「なにやってるの?」

天智「知らねーよ!俺が聞きてーよ!なんでこーなったんだぁぁぁぁぁぁ!!へーーーーるぷぅぅぅぅぅぅ!!!」


青コーナー只今ゾンビから逃げに逃げて逃げ込んだ3階の部屋でドア開かないようにして立て篭もり中ですよえーえー。


こうなったらあいつらに助けを求める!もう大至急!

このドアいつまでもつかもわからん!

数も多すぎて戦える気がせん!

なんでこの棟バカみたいにゾンビいんだよバカ!

みんなぁぁ!!早くきてぇぇぇぇ!!!



➖To be continued.➖

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