第21話知らない怪しい人について行っちゃいけません、アゴぶん殴って逃げなさい

登場人物


矢葉井高校3年


男性陣


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)


三間煌葉(17)


女性陣


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)


ーーーーーーーーあらすじーーーーーーーー

歳を重ねる事に味覚が変わるのか感性がかわるのか食べ物飲み物がどんどん変わってく。

けど食べれるけど絶対食べたくない嫌いな食べ物は変わらない。

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緑コーナー

愛美、紳、真琴


愛美side


私達は二棟目にきている。

ここは入院患者さんがいる場所か、ゾンビのうめき声があちこちからする。


愛美「さてさて、どこから探ろうか?」

真琴「これだけ広いと厄介だよねぇ〜、、」


ここは2階までしか無いが1階も2階もまぁ広い。

食堂やコンビニ等も入っているからなのかもしれないが。


愛美「仕方ない、一つずつ探してパッと見でやってこ」

紳「了解」


そしてとりあえず一部屋ずつ見て回る事にした。

ドアを開ければ6人部屋入院室だったり1人部屋だったりとまぁ普通の病室だ。

ゾンビ?もちろんいたぞ?襲ってくる奴は悉く返り討ちにしてまいったでござる。

しばきすぎてゾンビの顔が引き攣ってた気がするがまぁいい。


真琴「特にこれといった情報はないなぁ」

紳「一階はあそこのコンビニ見たら終わりかな?」

愛美「よし!行こう!小腹も空いたし丁度いい!」

真琴「ゾンビ+病院=the horrorって感じだったけどこの人のお陰で何も怖くねーな」


一階にある病院内セブンイレブンへ向かった。


愛美「サンドイッチとー、カフェラテ!」

紳(OLの朝食みたいだな、OLの朝食って知らないけど)

愛美「あとー、炭火焼き牛カルビ弁当とコーラと冷しゃぶラーメンサラダ!」

紳(あー、20代一人暮らし作るのめんどくさかった時晩飯だ!20代一人暮らしの晩飯知らんけど!多分違うけど!)

真琴「、、、そういえばこの病院電気きてなくない?」

愛美「あっ」

紳「普通の一軒家はきてるのに、誰かがここの電気落としてる?」

愛美「電子レンジ使えへんやんけ、、」

真琴「でもなんで病院の電気をわざわざ」

愛美「牛カルビはあっつあつじゃなきゃうまくない、、」

紳「わからない、元電力はどこだろう?」

愛美「探しに行くぞ!電気を復活させて牛カルビ弁当を食べる!何が何でも食べてやるからな!!首を洗って待っているんだな電気風情が!」

紳「、、、(もしかして寺門愛美って)」

真琴「お、おぉ!、、(もしかしてこの子)」

紳&真琴(結構バカ寄りなんじゃ?)


何かこの2人私に失礼な事を思ったんじゃないか?

後でこっぴどく叱るとして

私達は電気を復活させるべく何処か分からないからこの怪しそうな中央管理室ってとこに行く事にした。

病院にこんなのあるんだなぁ知らなかった。


しかも丁度私達がいる棟にあるからラッキーだ。


2階に上がりしばらく歩いていくと中央管理室と書かれている部屋があった。


紳「開けるよ」

愛美&真琴「おう!」


ドアをあける、ゾンビの姿はなかった。

スマホの明かりを頼りに元ブレーカーを探した。


愛美「うーん、ないなぁ、、」

真琴「、、、ねぇこれ」

愛美「ん?」

真琴「多分このドアの先じゃない?」


ドアには『ここだよ!電気落ちたらここのブレーカーあげるんだよ!みてみて!ここ!ここなんだよ!』

と書かれている。


愛美「おぉ、これはドバカでもわかるな!はっはっは!!」

真琴「ホラー感マジないよなぁ」

紳「確かにね」


ドアには鍵が掛かっていたが紳が蹴り飛ばして開けてくれた、頼もしい仲間だ。

魔王討伐パーティーを組めた言われれば必ず入って欲しいぐらいだ。


愛美「どれどれ、ブレーカーはっと」

真琴「あー、これだな、『こっれでーす!』て書いてるわ」


ブレーカーを上げると部屋の電気が着いた。

多分他の棟にも電気はあったと思うがとりあえず今はレンチンしにいかなければ。


そうしてブレーカー室を出て中央管理室に行くと

監視カメラも映っていた。


愛美「小春たちがいるな!」

真琴「こっちは瑠夏たちが写ってる!なんで瑠夏泣いてるんだ?」

紳「、、このボタンなんだろ?」

愛美「押しちゃえば?」

真琴「押さない方がいい気が」

ぽちっ

真琴「まぁ押すよな、そりゃそうだよな」

愛美「なんだこれは?」

真琴「何処の部屋なんだろう?」


そこには檻に入った動物?なのかよくわらないのが映っていた。


紳「行ってみる?」

愛美「そうだな、何かあるかもしれない!」

真琴「何かしかないだろうなこれは」

愛美「しかしどこだここは?」

真琴「場所がわからないなぁ、」

紳「2階まだ見回ってないから見てみる?」

愛美「そうだね、もしかしたらここに行けるかもしれないし行けなくても何かしら情報が得られるかしれないな」

真琴「それじゃ行こうか」

愛美「あぁ、牛カルビ弁当をチンして食べてからな」

真琴「早よ行ってこい」

紳「ははっ」


急いで一階にあるコンビニへ行き大至急電子レンジで温め満面の笑みで食べ切った。


愛美「さぁー!腹ごしらえも済んだし行きますか!」

真琴「いい食べっぷりだよ本当。」

紳「俺らも軽く食べたし体力回復した気がするよ」

愛美「そういえば2階の奥の方から声がしなかったか?」

真琴「え?したかな?聞こえなかったけど、、」

紳「俺も分からないな」


私は昔から耳が良いと言われる。

顔もスタイルも良くて耳もいいとなるともう小野小町も顎落ちるな


愛美「ちょっといってみないか?」

真琴「わかった」


声が聞こえたであろう2階の奥にある部屋は向かった。


愛美「んー、この部屋だと思うけど、」

真琴「開けてみるよ?」

紳「ん」


真琴がドアを開けた。

中は普通の入院室だ。


愛美「っかしーなー、確かに聞こえたんだけど、、」

紳「、、、ここの入院室何か違和感あるけどなんだろう」

真琴「そうなんだよ、なんかあるんだけどわからないんだよ」


違和感?んー、さっぱりわからんな、


紳「入院患者がいた感じが全くしない」

真琴「綺麗なんだけどホコリっぽさがあるなぁ」


あーなるほどなるほど、何がなるほどなんだろう


私は手持ち無沙汰になってきたのでその辺に置いてあったテレビのリモコンを何気なしに取った


愛美(何かニュースはやってないかな?昨日はすぐ寝てしまったから見てないんだよなぁ)


リモコンで電源ボタンをいじってみたがつかない。

ガチャガチャとボタンを押したら投げたりしていたら


シュビーン


壁が開いた。


真琴「、、、」

紳「、、、」

愛美「な、何もしてないよ私何もいじってないよ私」


壁が開いたと思ったらまたすぐドアになっていた。


真琴「絶対に何かあるなこれ」

紳「うん、」

愛美「どーもー」


そのドアをなんの躊躇もなく開けてやったぜ卍


真琴「ちょちょ大丈夫!?」

紳「!!」

愛美「んー?」


その部屋の中には足と手に手錠を掛けさせられて倒れている男がいた。


愛美「起きているか?」

真琴「あのー、、」


真琴がツンツンと肩を指で突っついてみた。


?「ぐっ、、」

真琴「意識がある!」

?「だぁぁぁぁぉぁぁぉぉぉぉ!!」

愛美「ほぁたぁぁぁぁぁ!!!」


突然起き上がった男の顎をぶん殴った。


?「なん、、、で、、、」


男はまた倒れた。

私は経験値を386もらった。


真琴「なにしてるのー!」

愛美「怖くてつい、、ごめたりあん♡」

真琴「ごめたりあんってなんだよ、とりあえず息はしてるし何があったか聞かないと!」

紳「暴れたら困るし縛っとく?」

真琴「手錠してるし大丈夫だとは思うけど」

愛美「襲ってきたら皆んなで袋叩きにしよ!」

真琴「目が覚めたらどう行動取るかで運命決まるのかこの人」



この人なんでこんなところにいたんだろうな、

やっぱり何かあるなこの病院

なにをしていたんだ

なにがあるんだここには、、



➖To be continued.➖

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