第11話恥ずかしい過去って不意に思い出すからタチ悪い。

登場人物


矢葉井高校3年


男性陣


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)


三間煌葉(17)


女性陣


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)




〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜


つけ麺は冷派



チーム『ラーメン』




バスから降り俺たちは大型デパートへ入った。


各チーム目的の物資調達の為別々に歩き目的の場所へ向かう。




天智「俺たちは応急処置なんかに役立つ物を探しにいくんだけど、何回のどこにあるんだ?」




流石に広いな、ゾンビもちらほらいる。思った程いないのが幸いかな。


静かにコソコソ行けばまぁなんとかなりそうなレベルだな。




梨華「んーっとね、確か4回の何処かに薬とか絆創膏とか売ってるとこあったはずだよ!」


天智「へー、よくわかるね?」


梨華「うん!よく転ぶから買いに来てたの!」


天智「子供か、」


紳「4回、照明は付いてるからエレベーターもエスカレーターも動いてるはずだね」


天智「んー、エスカレーターで行ってみようか?」


紳「そうだね、途中で止まっても昇り降りできるし階段よりは楽だしね」


梨華「エレベータは?」


天智「途中で止まったら最悪、ドア開いて目の前ゾンビも最悪だからな」


梨華「それは嫌だなぁ!ならエスカレーター行こう!あっちだよ!」




道案内は西河に任せた方がよさそうだな。




紳「、、、?」


天智「どうかした?」


紳「これだけ大きなとこにしてはゾンビが少ないし、他に生存者がいてもいい気がするんだけど」




言われてみればそうだ。


これだけ大きなところなんだ生存者もゾンビもいてもおかしくないのだが。




梨華「エスカレーターあったよ!いっそごー!」


紳「待って、近くに2体いる」


天智「、、、紳強いんだって?瑠夏から聞いたぞ、大活躍してくれたって」


紳「変な噂ばかり流れてたから、自己防衛の為に抗ってたら喧嘩慣れしたとゆうか」




紳は体格も良いし運動神経も良い。


ちなみに顔も良い。クソが。


無口だったのと目つきが良くなかった事から良く絡まれたりしてたみたいだ。せっかく話すようになったんだ、今度ゆっくり紳の事を聞いてみたいな。




紳「椎名も強いんでしょ?中学の頃は、、、」


天智「あーーー、やめて、封印解かないで。死にたくなる。」


梨華「ヤンキーだったんだ!」




あぁ、過去に戻ってあの時の自分をシバきたい。




天智「ほら行くぞ紳!あの2体ぶっ飛ばして急ぐぞチクショウ!!」


紳「おぉ、、、(恥ずかしいのか?覚えてないかな、小学生の頃椎名は、、)」


天智「あと【椎名】じゃなくて【天智】でいい、なんか距離感じて寂しいだろうが」


紳「、、、ん。わかった」


梨華「じゃあ私のことは【梨華】か【バファリン】って呼んで!」


天智「半分優しさで出来てんのかよ」


梨華「んーん!愛と勇気だよ!」


天智「アン◯ンマンじゃん」


梨華「ポケ◯ンマスターだぉ!」


天智「ダメだ、わからん、モンスターボールに入っててれ」




聞いた話じゃあの屍共何度倒しても立ち上がるみたいだ。


紳と俺で勢い良く蹴り飛ばし倒れてる間に3人でエスカレータを駆け上がった。


紳の感じた違和感、生存者とゾンビの事が気になる。何もなければ良いんだが。


早いとこ調達してここから出よう。




➖To be continued.➖

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