第10話昔見た映画の名前を思い出せないまま5年が過ぎた。

登場人物


矢葉井高校3年


男性陣


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)


三間煌葉(17)


女性陣


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)






〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜


かっこいい男になりたい。



煌葉「このながーいなーがーいくだりーさかーをー♩」


梨華「君をじてーんしゃーのうしろーにのーせてー♩」


天智「バスだよこれ」






学校を抜け煌葉君が運転するバスに揺られながら僕達は食料を求め走っている。




瑠夏「、、、」


小春「どうしたの?」


瑠夏「んー、いやなんでもないよ」




僕はシャゲサーとの一戦を思い出していた。


力が強くなったりスタミナが爆上がりしたりと、この身体に何が起きているのか、ムラムラしながら考えた。




愛美「この先二つ目の信号を右に、真っ直ぐ行ったところに大型デパートがあるよ」


真琴「コンビニみたいに小さいとことなんでもあるデパート、どっちがいいかな、安全なのは、んー、、、」


啓耶「デパートにしない?あそこ6階まであって工具店やら雑貨やら食料品やらたくさんあるし」


紳「、、、怪我した時の為に救急セットとかもいるね」


天智「荒島、喋るようになったなぁ!」


紳「、、、ごめんね口下手で喋るのが苦手で、後恥ずかしくて」


天智「あー、それであまり話さなかったのか、これからはバチバチ話してこうか!」




おいおい、見た目はクール系ワイルドイケパラチャンニーで中身は皆んなを守るため足止めをしてくれるわ恥ずかしがり屋の口下手キュンキュンチャンニーだと?もう勝てる要素ないじゃないか。




そんな話をしているとデパートへついた。


ゾンビ達のいない安全そうなとこにバスを一時停めた。




愛美「よし、またチームわけしないか?」


真琴「そうだな、その方が効率もいいだろう!」


天智「食料品、手当用品、武器になりそうなの品、その他使えそうなのかなー?」


小春「3.3.4かな?」


真琴「チームバランスも大事になるな」






30分程話し合った結果




チーム『ラーメン』


天智、紳、梨華




チーム『うどん』


真琴、煌葉、愛美




チーム『佃煮』


瑠夏、啓耶、鷹次、小春


になった。


チーム『ラーメン』は包帯など救急用品などの調達、チーム『うどん』は武器になりそうなの物資調達、チーム『佃煮』は食料類の調達になった。




真琴「いいかい?物資調達も大事だが皆んなの命の方が大切だ、危ないと思ったらすぐ逃げる、無理はしない!またみんなでここに集まろう!」


天智「何かあればすぐ連絡!」


鷹次「おやつは何円まで?」


啓耶「ありきたりなボケするなバカ」


鷹次「シュン」


瑠夏「シュンって言葉で言うやつ初めて見た」


梨華「よーし!いっちゃいやしょータイム!!」


全員「おぉーー!!!!」






そういえば昔このデパートに幼馴染の僕、天智、小春とその親達で来たことがある。屋上に小さな遊園地みたいなのがあるのだ。そこで遊んで帰る時小春だけがはぐれた。迷子センターに行ったがいなく、僕は走り小春を探した。小春は泣くのを我慢しながら僕達のことを探しながら歩いていた。僕はそんな小春を見つけ「小春、みーつけた!」と言い手を握った。今にも涙が溢れそうな顔で小春が何か言っていたんだがあの時、なんていったんだっけかな?




➖To be continued.➖

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る