第5ニャン 新たな同居人?

 おはようございます。こんにちは!

 もしくはこんばんは!!


 女王メスのおうになれないことを知ってしまったゴンザブロウです!

 しかし! 変わりなくメスです!!


 さて、本日は主人あるじが連れてきた新たな同居人について話そうと思う!


 今、私の目の前に居るのだが…………

 私と同じという事なのだが………

             ……なんか違うような


 ───なんとも会話が成立しないのだ。


 甘えた声にゃあーにゃあーとは返してくるが出身を聞いてもよくわからんことを言う……


 どうしたものか………

 だがこやつ! うごきは素晴らしいものがある!


 なんとこやつ! 二足歩行ができるのだ!!

 私もたいして生きているわけではいないのだが……

 二足歩行をするネコどうるいは初めて見た!


 すばらしいではないか!

 私ですらまだ会得しておぼえていないのだ!

 まぁそのうち会得すおぼえるがな!


 だが! ここで不思議なことが起こっていたのだ!

 こやつ、なんとご飯とおやつを食べないのだ!

 

 私がちゅ〜るだいすきを食していても、ネコ缶びみを食していても食べようとしないのだ!


 『いるか?』と聞いてみるがにゃあーと言う……

 言葉しゃべりがわからん……


 だがここで考えたのだ! 

 こやつもしかすると『私に惚れて緊張しておるのか?』と!!


 失礼ながら性別オスかメスを確認することにした…………


 ──────────!!!!!!?


 ──────どっちでもない!!!?


 震えが止まらん……

 こやつはなんなのだ!? 


 と、そこに主人が帰ってきた。

 そしてよく分からんことを言いはじめた。


 充電ジュウデン? 稼働時間カドウジカン? 

 何を言っておるのだ……?


 主人は続けて私に聞いてきた。

 ぺっとろぼっとよかったか? と……。


 どうやらこやつはぺっとろぼっとという生き物らしい…………


 ───なんだそれは?


 ………………───────…………


 主人の説明によると、『えーあい』という物を持っている私に似せたものらしい…………


 これは初体験であった……

 だが! 二足歩行は素晴らしかったぞ!!


 こやつは学習をするらしい……。

 その内、私との会話も成立するやもしれぬな!

 その時を楽しみにしよう……ふっふっふっ!


 それではまた!

 次回お会いしよう!!


               by Gonzaburouゴンザブロウ

 

 ──── 🐈 ──── 🐈‍⬛ ──── 🐈 ────

 

 うむ……ぺっとろぼっとというのは不思議なものだな……

 色んな人間ニンゲンユメイヤしが詰まっていると聞いた……


 作者──あの、ゴンザブロウさん?


 なんだ? 今は考えごとというものをしている話しかけるでないわ!

 

 作者──ゴンザブロウロボットではないニャンコさん達に夢と癒しを求める方達はいますよ!

 それにゴンザブロウさんもネコじゃないですか!

 


 アホウが! 私はただしゃべっているだけだ!

 私には向いておらん!   


 ────ぽーっ………


 作者──照れてます?


 照れてなどおらぬわ!

 それ以上言うでないわ!


 ではー!

 また会おうではないかーー!


 


 

 


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る