第23話 隣の席の女子による告白
ようやく帰ってこれた、、、。
俺は、今日いろいろありすぎて心底疲れ切っていた。
「澪ー、今日のご飯は何にしたー?」
「さあ?できてからのお楽しみだよ」
え、なんか怖くない?何でみんないつもと態度違うの?俺なんかしちゃった?
仕方ない、こういう時こそ推しの配信で気を落ち着けよう。
そう思った俺が部屋に向かうと、今日は珍しくもう始まっていた。
『〜ってなっちゃうんだよねぇ〜』
俺が配信を見ると、ちょうど一個前のテーマによる会話が終わるところだった。
『えーと、じゃあ次は、、、お、またこの人だね。最弱の申し子さんより、「今日学校行ったらめっちゃ名前も知らんやつから絡まれて、しかも部活に大量のギャラリー居て怖かったです。友達には厄介なファンができたねって笑われました」だね。なんか毎回面白いの持ってるね!』
:また出た
:最弱の申し子w
:前回と同じような内容な気がして草
『うーん、とりあえずこのお話はしなくてもいいかな?』
:えー
:えー
:なんでだ?
:初のテーマスルー
『いやぁ、なんか私の家の近くの高校が今日そんなになってたなぁって思ってね?』
:なるほど
:身バレ対策か
:ならしょうがねぇ
くそー、入って即読まれたと思ったら、スルーか。
いや待てよ、これは、ワンチャンあったことあるのでは?
「お兄、ご飯」
「!わかった、すぐ行く!」
俺はそんな考えを一度忘れ、ご飯を食べに行った。
食後。
飯は美味かった。普通に。ただ辛すぎるくらいしか不満はない。
俺が、もう一度パソコンを開くと、誰かからDMが来ていた。
って、推しじゃぁねぇかよ!
俺はその名前を見るなり高速で開いていた。
えーと、あなたは、雨宮海斗さんですか?か。
すごいど直球だな。えー、どうする?これ正直に言っちゃう?ワンチャン知り合える可能性もあるしな!
えーと、そうですっと。
これで実は同じ学校でしたとか、あったらいいのにな。
翌日。
「あの、雨宮さん?」
「?なんだ?」
「えーと、あなたって、最弱の申し子さん?」
?なんでこいつが俺のその名を知ってやがる。まあ、いいか。
「そうだけど、、、」
「!やっぱり!ちょっとこっち来て!」
えー、なんかすごいつれてかれるんですけど、、、。
「で、こんなとこで何をする気?」
「実はね、、、私が向日葵カレンなの!」
「え?」
その突然の告白に、俺は呆気に取られることしかできなかった。
第二十三話です!
今日入学式で、これから学校始まるので、更新ペース少し変わると思います!
ただ何も言わずに止めることはないので、大丈夫です!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます