庶民の生活

食事前の挨拶


「それでは頂こう。日々の恵みに感謝を。」

「「「日々の恵みに感謝を。」」」(第一話より)


この世界では広く女神が信仰されており、食事の前に女神に祈りを捧げるのが一般的とされている。


堅パン


庶民の主食。保存性がよく、一度にある程度の量を作り置きしておき日々の食事に出す。忙しい主婦の強い味方。歯が欠けるってくらい固い。

“堅パンが焼きあがるくらいの時間”と言う表現は約一時間を指す。



主人公が暮らすオーランド王国では岩塩が主流。色合いの違いは品質の違い。


小麦


オーランド王国の徴税穀物。納税に関しては各領主の裁量に任せられている。

王国法において緊急時の最大徴税割合は七割までと定められているが、違反者がちょくちょくみられる。


医療


一般的な村落では調薬師によるポーションによる治療、もしくは常備薬的なポーション頼み。ミルガルやエルセルと言った所謂“街”には診療所があり治癒術師や光属性魔法使いが医療に従事していたりする。


干し芋


庶民のおやつ。蒸した芋を薄く切り天日干ししたもの。軽くあぶることで柔らかく食べる事が出来る貴重な甘味(薄味)である。

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