ことのは月灯
亜月
まだ無題
『これから始まる
あなたの物語』
いつか聴いた
そんなフレーズを
ふと思い出した
新しい一日が
「おはよう」って
僕を出迎えにきた
二度寝しちゃダメ?
「うん、起きて」
しょうがない
顔を洗って
髪をくくって
あれ
メガネはどこだ
新しい場所で
新しい仲間と
新しいことが
今日から始まる
仄暗い靄が
ほんのちょっと
かかってる
けど
それよりももっと
大きく明るい太陽が
僕の心を照らしてる
さあ行こう
着替えもばっちり
忘れ物もない はず
これから始まる
僕の物語
この手で創る
脚本はきっと
誰も追いつけない
あ
家の鍵
忘れるとこだった
今度こそオッケー
「いってらっしゃい」
それじゃあ
いってきます
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます