　朝起きたら、、、ウルミが進化していた。

　どうやら昨日の夜に来たモンスターでレベルが上がって、進化したようだ。

　種族が八咫烏（ヤタガラス）というものになっていて、見た目がゴージャスになっていた。

　絶対俺より強いじゃん…

　これは今まで以上にレベル上げを頑張らないとだな。

　ちょっと気分がしょんぼりしてしまったけど、俺ももうすぐ進化できるほどにレベルが上がってきていた。

　毎日毎日少しずつレベルをあげていったおかげだ。

　するとある日、毒沼の方から毒々しい見た目の蛙が出てきた。数メートルほどある巨体は、明らかに強いといっているようなものだった。

　戦闘となると厄介そうだ。俺には毒への耐性があるがウルミにはないため猪のときのように、協力して倒すのは難しいからだ。

　蛙は泥でできた玉を飛ばしてきたが、十中八九毒が含まれているので、慌てて俺とウルミは回避した。

　俺は、風の刃を飛ばしたりして少しずつ攻撃していった。

　しかしここで、予想外の事がおきた。蛙がどうやら俗に言う、第二形態になったのだ。これにより、風の攻撃が効きづらくなり、俺たちは回避するしかできなかった。

　そんなときに思い付いた作戦が、毎度のごとく養分を吸収することだった。幸い、移動する者の効果で俺の速さは少しだけ蛙を上回っていた。俺は蔓を蛙に巻き付けて、養分を吸いとっていった。

　やがて蛙は動かなくなって、俺達の勝利が決まった。

　、、、養分吸収強すぎない？

　ウルミは今回活躍できなかったからなのかすこししょんぼりしていた。

　俺はというと、今回でレベルが上がって、進化できるようになったのであった。

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