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  • 最後に、美ヶ原さんが家に帰って鏡の前で眼鏡を外すとポッチャリした地味な女の子が映っているというくだりは、美ヶ原さんがいつもかけてる『伊達めがね』が、吾味のかけてる『地味めがね』と逆のはたらきをするというオチでいいのでしょうか?

    人は概ね他人を見る時、外見をまず見てしまうと僕も思います。
    時が経って、打ち解けるようになって、初めてその人の内面を知るということになると思います。

    美人でちやほやされている美ヶ原さんと陰キャな吾味という二人が織り成す物語は、とても面白い構成だったと思います。

    中盤辺りで、吾味が眼鏡を外しカッコよくなってしまい驚きましたが、最後にまたどんでん返しがあったので、二度びっくりさせられました。

    この物語、結構イケてると僕は思いました。
    美ヶ原さんと吾味の掛け合いが非常に面白かったと思います。

    作者からの返信

    沈黙は金?様
    本作を読んでくださり、コメントまでくださり誠にありがとうございます。
    本作を書いた者としてとても嬉しいです。

    そうですね。沈黙は金?様のおっしゃる通り、美ヶ原がかけていた眼鏡は吾味の眼鏡と逆の働きをする『伊達めがね』です。
    実はこれも鯖江さんの作品です。

    おっしゃる通り人はどうしても外側ばかりを見てしまいますし、初見ではなかなか内側まで見れません。

    ですので、本作では美ヶ原と吾味を通して内面を見るということに主題をおいて書かせて頂きました。

    そういった所も含めて、沈黙は金?様に本作をご評価頂けたこと、とても嬉しいです。

    私自身も気に入っている短編です。
    今後もこういった作品を書けるように努力して参りますので、その時はまたご一読頂けますと大変有難いです。

    本当に本当にありがとうございました。

    空山羊