アナザーストーリー

そもそもカスタディア王国が滅びて無かったならば

率直に言ってリンガイア王国が誕生する事は無かったでしょうかね？

アレクセイが王になりセシリアを娶るのは必然になります。

エルシドは結界装置に魔力を送り街の防衛や生活に必要な電力のような役目を続けるのでしょう。

限られた人物だけがエルシドの存在を知っている状況でしょう。

メリジェア王女はエルフが嫌いなのでエルシドに近づく事は無いと思われます。

唯一エルシドの世話をする事になる侍女だけが彼の心の支えになりやがて子供を授かるでしょう。

そしてエルシドの死後は彼の子孫がその役目を引き継いでいく事になるのです。

そうして元は同じ血脈だったアレクセイの子孫は代々王族として、エルシドの子孫は影で国を守る要として生涯役目を担い続けるのでした。

その結果勇者となるバードニール族の王家の人々とはどう関わって行くのでしょうか？

聖なる装備を保有し護る国とそれを使う勇者達と言う間柄になるだけでしょう。

これだと物語として面白みに欠けますね〜

私の個人的な意見ですが…

なのでここで王族の姫と防衛装置を動かす立場の男性と恋のロマンスを入れるとどうなるでしょうかね？

禁断の恋…ロミオとジュリエット的な展開にして最後は死ぬのでは無く結ばれてハッピーエンドにしたいですね。

それをウィングナイトの面々が協力する形にすると大いに盛り上がる展開になると思います。

それ以後は本筋の展開と変わらなく進んでいく事になります。

ここで問題があります。

魔王は何処で誕生するのでしょうか？

実はロミオとジュリエット展開の恋模様はカスタディア王国の歴史の中に出て来て結ばれずに亡くなった恋人達の怨念が魔王になるのでした。

本筋でもアナザーでも魔王の出所はこの国になるのです。

聖なる装備を保有し護る国と魔王の出所が同じと言うのは因縁的ですね。

まぁこんな感じになると思います。