270 儚い花
人間というのも
儚いモノで
世間には
おれと同い年ぐらいの
年齢で
病気や事故で
死んでしまう人もいれば
おれよりも
若い年齢で
死んでしまった
人たちも
たくさんいる
おれはどうせなら
せっかく授かった
命だし
90歳ぐらいまで
生きたい
気持ちもある
今おれが
死ぬ訳には
いかないんだ
おれが死んだら
自分一人では
生きていけなく
なる人たちが
たくさんいる
おれの命は
もはやおれ一人の
命では
なくなった
おれ一人の命に
たくさんの
人たちの
命が
懸かっている
おれはまだ
死ぬ訳には
いかなくなった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます