第8話 寒すぎるとカメラも凍り付きます
2月に日の出時に湖畔で紅く染まる富士山を写そうと、F1さんのハイエースで深夜に走り、山中湖湖畔の駐車場に日の出前に無事到着しました。
真冬の山中湖はとても寒かった。
コンビニで買った「燗板娘」なる熱燗で飲めるらしい日本酒は、あまりの寒さに熱燗にならずじまいでした・・・当然、運転するF1さんには飲ませません。
早朝、日が昇る前に湖畔に出てみると湖面は全面みごとに凍り付いていて、湖面の氷に乗っても割れなかったので、確実にマイナス10℃以下まで下がっていたと思います。
もしかすると、マイナス20℃に近かったかも・・・
黎明時から湖畔の自分なりに好きな構図の場所に三脚を立てて、さっそく写真撮影をすることにしました。
※皆さ~ん、手袋をせずに金属製の三脚を触ると、指が凍傷になることもあるので、冬の寒い時期は、十分注意して三脚は取り扱いましょう。
ところが写真仲間の一人ネモさん(機種はマミヤRB)が途方にくれています。
皆に大声で助けを呼ぶので仕方なく行ってみると、カメラが凍りついてしまっているようです。
金属製の遮光板(RBなど多くの中判カメラは、この遮光板がカメラから引き抜けないと、撮影時にシャッターを切っても、フイルムが露光せず写真にならない)が取り外せずに撮影不能状態らしい。
結局ネモさんは、この日の早朝、紅富士の写真撮影では一枚もシャッターが切れませんでした。 残念!!
でも日が昇ってからの富士山は何とか写真撮影が出来てたみたいだから、良しとしましょうかネ。
我々も、もっと早くに気が付けば、カメラを車の中で温めるなど工夫も出来だでしょうが、自分達のカメラは問題なく作動状態でしたからね。
紅富士の写真撮影のことばかり考えていて、全く気が回りませんでしたよ。
なお、日頃から写真撮影が終了したら、カメラとレンズの埃等を掃除して綺麗に取り除いた後に、除湿保管庫に入れる習慣をつけていれば、良いのです。
除湿保管庫に入れておけば、よほどの寒さの場合を除き、カメラが撮影不能状態になることは無いだろうと思いますよ。
今回カメラが撮影不能状態になったネモさん以外は、全員が除湿保管庫でカメラを保管していたので、除湿保管庫の効果かと思った次第ですが、どうでしょうかね~。
でも今時のカメラやデジタルカメラは、電池が無いと作動しないし、寒冷地では電池の消耗が激しくなるので、長時間の写真撮影は無理、困難かな?
https://kakuyomu.jp/users/ALICE1961/news 近況ノートもご覧あれ
https://kakuyomu.jp/users/ALICE1961/news/16818093075403382245
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