151 歌を紡ぐ

おれが詩を

書くという

作業を

している時は

ペンを片手に

ガリガリ書いている

という

文学的な

ことをしていると

いうよりも

ギターを弾きながら

作詞や

作曲をしている

感覚に近い


元を正せば

おれが詩を

書くように

なったのも

文学に

影響された

のではなく

音楽に

多大な影響を

受けたからだ


そういう意味では

おれが長年の間

一人で

ギターを

弾いたことも

決して

ただ時間を

ムダにした訳では

なかった


今でもおれは

音楽を

聴くことは

大好きだし

そういう意味では

未だに音楽に

影響を

受け続けている


実際に

今では

詩や小説を

読むことよりも

音楽を

聴くことのほうが

全然好きだ


おれは結局

文学よりも

音楽の方に

多大な影響を

受け続けた

人生だった

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