122 驚きと喜び

おれ以外の

人たちも

そうだが

おれ自身が

どれだけ

大きな存在に

なっているのか

一番よく

分かっていなかった


おれ自身

おれの知らないところや

気づかないところで

ドンドン

大きな存在に

なっていた

それは今もなお

進化しながら

肥大化している


おれの存在は

こんなにも

大きく

なっていたのかと

おれ自身が

一番驚いている


おれの知らないうちに

おれの存在は

ドンドン

大きなモノへと

広がって行っている


おれ自身

自分の存在が

いつの間にか

こんなにも

大きく

なってしまった


みんな驚きと

喜びで

満たされている


おれもまた

その中の

一人だ

おれはいつの間にか

みんなが

驚くぐらい

大きな存在に

なっていた



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る