100 執筆依存症
おれは誰にも
読まれない
詩を書き
決して
出版されて
本になる
こともない
詩を
書き続けている
おれは
詩の執筆依存症と
自認するぐらい
詩を書いている
書く分には
ギャンブルや
買い物のように
依存症に
なっても
特におカネも
かからないし
アルコールや
薬物のように
摂りすぎて
健康を害する
こともない
ある意味
健康的な
依存症
なのかもしれない
それでもおカネが
おれの懐に
すぐに
入って来る
訳でもないし
ある意味
時間と労力の
無駄遣いとも言える
それでも
おれは書かずには
いられない
一遍も
詩を書かないと
イライラしてくるが
書くと気分が
スッキリする
完全に
執筆依存症だ
おれはこの世だけでなく
あの世に逝った
あとも
あの世で詩を
書いていたい
おれは永遠に
書き続けるだろう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます