91 うたかたの夢
おれが若い頃から
やってきて
今もなお
続けていることは
親父の言う通り
うたかたの夢
なのかもしれない
それでもおれは
続けたかった
一度でも
自分で
心に決めた
ことは
最後まで
諦めずに
やり通したかった
その想いの
一心で
今までやって
来れた
もしも
おれが
何もやらずに
諦めていたら
一生の間
後悔していた
それだけは
間違いない
おれも若い頃から
何でも無いような
顔をしていたが
結構キツかった
それでも
弱音は吐きたくないと
その思いで
やってきた
だから
あくまでも
結果論だが
仮に今
おれが成功したならば
おれは間違っては
いなかったという
ことになる
おれは運が良かったし
諦めずに
やって来れて
良かったと
思っている
人間は
何でもそうだが
諦める時は
諦めて
諦めては
いけない時は
諦めずに
続けることだ
それが何事も
肝心だ
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