【SW2.0+2.5】お前ら全員プリースト!【リプレイ】
八幡@笑う酔いどれ亭
キャラクター紹介
某月某所、涼しい部屋にて。
ひさしぶりのセッションということもあって、皆ルルブを開いたり、キャラクターシートを見せ合ったり、和気あいあいと楽しげです。
そう。今日はリプレイの収録日! やったね!
……GMは緊張で胃が痛いんですけども。まあ、彼らとも長い付き合いなので、なんとかなると信じてますが。
開始間近になっても地球は滅んでくれそうにないので、大人しく頼みの綱のシナリオを読み返してみたり。
GM:……はー、ふー、うーん……。
黒羽:どうしたGM。うめき声を上げたりして。
GM:ううん……シナリオ自作するの久しぶりすぎて胃もたれしそう……引き算のできないタコでごめんねぇ……。
一同:(笑)
GM:……よし。覚悟完了! 野郎ども、準備はいいか!
柏原rk。:おー!
うなぎ:どんどんぱふぱふー。
GM:今回のセッションは「プリースト技能」をテーマに、ちょっと変則的なレギュレーションで行います。
・追加経験値13000点、所持金14000G、成長回数9回、所持名誉150点。
・出来る限り高めにプリースト技能を習得。
・SW2.0、SW2.5どちらの神様のデータを使用してよい。
GM:こんな感じで。テラスティア大陸とアルフレイム大陸、どっちで生活しているキャラでも大丈夫です。
梵:いぇあ。
GM:だから5レベルくらいかな? そのくらいでデータ組んできてくれているはずですよね?
飛鳥:ちゃんと敬虔な信徒としてのデータを作ったよ!(机ばんばん)
GM:よろしい。判定などのシステムはSW2.5を使用します。さて、まずはテラスティア大陸組からやろうかな。
梵→イリーナ:ではワタクシからいきますわ。イリーナ=ランバートと申します。16歳のヴァルキリーでしてよ。
GM:神様に愛された種族ですね。信仰は?
イリーナ:妖精神アステリア様を信仰しておりますの。
GM:ほー! 個人的にはちょっと新鮮。
イリーナ:《花の国》フェンディル王国の地方貴族の1人娘でしたが、両親が殺されてしまいアステリア神殿が経営する孤児院に引き取られましたの。
GM:おっふ。重い。
イリーナ:幸い実家ではしっかり教育されておりましたし、学はありましたわ。通訳や代筆の仕事をしながら孤児院を支えていたのですが、そこで優しくしてくれた異種族の「お兄様」が突然いなくなってしまって……あの方を探すために冒険に出ることにしましたの。というわけで所持技能はプリースト5、コンジャラー3、セージ5ですわ。
GM:純粋なサポート担当ですね。心強い。
イリーナ:ええ。支援はお任せくださいませ。それともう1つ。両親が亡くなった後は意気消沈しておりましたが、貴族であったというプライドがワタクシの心の支えでした。なので、お嬢さまムーブに固執しておりますの!(拳ぐっ)
一同:お嬢様ムーブ!?(笑)
イリーナ:もはやお嬢様(偽)ですけれど(笑)。
GM:言ってて悲しくならんかそれっ!(びしっ)
柏原rk。→シエナ:次、自己紹介します。私の名前はシエナ=フィレンツェ。《彩の港》ロシレッタ出身の冒険者です。17歳の人間。技能はファイター5、プリースト4、スカウト4。GMが暇な人は一般技能を選んでいいって言っていたので、航海士を5と天候予報士を5で取りました。
GM:ほー。航海士ですか。珍しい一般特技ですね。
シエナ:海が好きなんです。信仰しているのは騎士神ザイア様。『誰かを守る誇り高き騎士であれ』という神託を受けて旅に出ました。その道中に命を救われた経験があり、私も助けてくれたその人のように誰かを救ったり守ったりする人になりたいと思いました。
GM:絶対守る系神様の信者らしい素敵な設定じゃないか。……うん? 防護点11点!? マジで!?
イリーナ:まあ! 私の3倍以上もありますわ!(驚愕)
シエナ:防護点が自慢です。皆を守って見せます! それと、誰かと運命的な出会いを果たす予知夢を見ましたが、その人が誰なのか未だ分かっていません。
イリーナ:運命の人……素敵な響き……(うっとり)。
GM:この卓にいるといいですねぇ。うんうん。
うなぎ→メメル:次。名前はメメル。ドワーフの14歳だ。
GM:おっと未成年。
イリーナ:ぴちぴちですわね(笑)。
メメル:誰も手を出さなければ事案じゃない。技能はライダー5、プリースト4、フェンサー5。
GM:ライダーかぁ。騎獣も生きて帰れるといいねぇ。
メメル:そういうこと言うのやめろぉ! えーと、信仰している神様は風来神ル=ロウド。信仰っていうか憧れに近いな。森の中のちっさい集落で生まれ育ったんだが、「ドワーフは鈍足鈍足ぅ」って言うだろ? 事実だがむかつく! だから身も心も身軽なル=ロウドに憧れてるんだ。
GM:乗ってるのは馬?
メメル:うんにゃ。
一同:なんだその名前は!(爆笑)
メメル:素早さを上げるため幼少の頃から特訓に励み続けて数年、メメルの脳内に『速さが欲しいか……』と語りかける声があった。
『血に抗い続ける少女よ、速さが欲しいか……』
『己が身を鍛えるはよし。だが狭い世界に囚われることなかれ』
『風に届く神器を手にせよ。さすれば新たな世界に手が届くだろう──』
的なことを告げられ、ほわんほわんほわわ~んと神器の姿が浮かび上がる。人間の体躯よりも大きなそれ、鎧よりも硬質な輝き、無限に回り続ける2つの円環……。
そう、バイクである!!
GM:ル=ロウド何してくれとんのじゃ!(一同:爆笑)
メメル:両手メイスしたかったんだよ。ロマン追求だ!
GM:ほー。だから【人馬一体】に【二刀流】……【特殊能力開放】は取ってないのか……そうか……。
メメル:てな感じでまだ未成年だからと立ちふさがる保護者達をなぎ倒し「おれは風になるんだ!!」と集落を飛び出して少し。今日もメイス両手に愛車を暴走させてシエナにちょっかい出すぜ(拳ぐっ)。
GM:迷惑。
シエナ:ええ本当に迷惑ですよ……(遠い目)。
メメル:初めて出会った時からおれの方が一方的に「勝負しろ!」「今日はこの辺で勘弁してやるよ!!(勝ってない)」と絡んでは去っていく。これぞ暴走族(自慢げだ)。
GM:早く大人になってほしい。
メメル:まだ子供だから……な?
GM:これでテラスティア大陸組終了。次アルフレイム大陸組ですね。
黒羽→ルートフィールズ:よし、じゃあ僕だね。ルートフィールズ。ナイトメアのミリッツァ神官だよ。慈愛と復讐の女神に救われた身。であれば、ミリッツァ様の信仰を広く伝えるのは当然のことだよね。まあ僕にあまり神官としての才能は無くて……フェンサーを5、フェアリーテイマーを5、エンハンサーを3で習得して、弱者救済と復讐の代行を行えるくらいには強くなろうと思っているよ。
GM:……プリーストレベルは?
ルートフィールズ:あ、忘れてた。プリーストは1だよ。
GM:この野郎ー!!(机ばんばん)
ルートフィールズ:才能、無いからね(肩をすくめる)。ちなみに普段は男装だけれど、復讐に必要であれば女装もするよ。目的達成のためなら手段を選ぶ理由はないからね。
イリーナ:あら。ルートフィールズさんも14歳で未成年ですわね。
メメル:仲間だ!
GM:(こいつら若いなぁ)
飛鳥→ニコラス:では最後ですね。わたしの名前はニコラス。19歳のティエンスで、盾神イーヴ様の敬虔な信徒として日々励んでおります。
GM:絶対守る系神様の神官2人目ね。いいねぇそういうの!(わくわく)
ニコラス:なので武器は盾です。攻撃は最大の防御ですからね(笑顔)。
GM:ぶはっ(お茶を吹き出した)。
シエナ:な、何を言ってるんでしょうかこの人……。
ニコラス:おや、何もおかしいことは言っておりませんよ? 技能はプリースト2、ファイター5、スカウト4、レンジャー2、エンハンサー2です。
GM:貴様もかぁ!(机に突っ伏す)
シエナ:プリーストの片隅にも置けませんね(溜息)。
GM:好きにやれて言ったけどこうなるとは(しくしく)。
ニコラス:そうそう、私の防護点も11点です(にんまり)。
シエナ:へぇ……(ばちばち)。
ニコラス:ふふふ……負けませんよ(ばちばち)。
GM:うへぇ。エネミーに銃持たせたいなぁ。
ニコラス:さて、わたしはザムサスカ地方に生まれた孤児で、イーヴ神官である師に育てられました。
イリーナ:あら。親しみを感じますわね。
ニコラス:ある日街に潜んでいた蛮族の策略に巻き込まれ、自分の失敗のせいで師を亡くし、自身も冤罪で投獄されてしまいました。獄中で悩んだ末、イーヴ神官である師の思いを引き継ぎ、その教えを広めていこうと決心しました。
GM:ほ、ほうほう(重いなー)。
ニコラス:ということで、とりあえず仮死状態になって未来に希望を託すことにしました。そうして87年後に目覚めた私は、打倒蛮族と魔神、そしてイーヴ信仰布教のため、冒険者として歩み始めたのです。
GM:おっと1人だけ年寄りだった。
ニコラス:仮死状態では加齢しませんからね? ちなみに趣味はテレパシー布教と蛮族狩りです。
一同:テレパシー布教。
イリーナ:洗脳……?
ニコラス:(……えますか……聞こえますか……あなたの心に……直接、呼びかけています……イーヴ様……盾神イーヴ様を信じるのです……)
GM:洗脳じゃねーか。
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