種付
第17話
わくわくするような、怖いような。
セックスは出来る。仕事なんだから。
有り余る性欲は発散出来る。朝からずっと勃っている。
けど待てよ。僕は好きな相手と以外ほとんどセックスした事がない。風俗店とかはことごとくダメだったし、素人でも酔った勢いとかは、途中で萎えた。だいいちスキンシップが苦手だ。
いきり立つちんぽと裏腹に不安が高まる。
外のおっぱいにも目が向かず、言葉少なに事務所へ向かう。
「なんだ、緊張してんのか?○○くんなら大丈夫だよ、変態だから。すぐに慣れて楽しめるさ」
だと良いけど。
まあ、僕が望んだ事じゃない。どうにでもなれだ。
事務所に着くと弥生ちゃんが眼鏡をかけて待っていた。
「これから出動まで、弥生先生の個人授業よ。ヒロシはオマケに見てあげる」
「ふたりともちんちんは小さい方だから前戯重視ね。わかってるわね?」
(中身は50代のオヤジだぜ。なめんな小娘!)
「じゃあ、ケーススタディーよ。手マンで相手がイクって口走ったら、どうする?」
「そりゃ、そのままガンガン行くだろ」とヒロシ。
「ブッブー!紫明くんは?」
「はい、次のイクが発せられる前に素早く指を抜き、間を取ります。そうしながら相手のイクのリズムを掴み、それを繰り返しながら究極ワンピストンで同時に絶頂できる様に自分も高めていきます」
「すごいわ紫明くん、大正解!なんでこないだわたしにしてくれなかったの?」
「だって縛られてたじゃないか」
「あっ、そうか」
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