最難関の迷宮攻略の報酬がゲーム世界への転生?

てる。

第0話 エピローグ


「終わったー」

「お疲れ様でしたー」

「おつかれー」

 ……………








次世代型VRゲーム【アドバン】

このゲームの最大の特徴はプレイヤーがVRの中の国に属して様々な職業に就いて推定100層からなる迷宮をクリアするのが目的のゲームである

その職業の数は発見されているものだけで1000を超えるとされている。その理由は派生ジョブの多さからなっており、最大で7回もの転職ができる。

更に、各国の王族、貴族だけが就くことができるジョブや各種族、エルフ、ドワーフ、獣人族にも種族専用ジョブがあるため、プレイヤー以外のNPCとの協力も必要となってるのもこのゲームの人気の理由にもなっている。









【アドバン】のサービス開始から約4年

ようやく100層の攻略に成功した初のクラン

【無我】、ゲーム開始からこれまでプレイヤーの最前線を走ってきたクランであり、最も多くのNPCを味方につけてきたクランでもある。

そんなクランのリーダー、ジンは迷宮攻略の後の報酬部屋で一緒にこれまでやってきたクラン員達と喜びあっていた。

「いやー、流石に最奥のボスは強かったー。」

「でも、この報酬なら納得だな!」

「てかこれ、誰も知らないでしょ!」

「まさか、第8のジョブツリーが出るアイテムなんて誰も予想してないって!」

「どうする?1つしかないけど、周回してこのメンバー分集めるまで残しとく?」

「んー。やっぱりリーダーが先になるべきじゃない?」

「まあ、それもそうだな!プレイヤーの中でなれるユニークジョブの中で圧倒的に強いし、これより強くなるジョブなら転職後もすぐ追いつけるっしょ!」

「本当にいいのか?止めないなら今すぐ成ってくるけどいいか?」

「いいんじゃない?誰も文句なさそうだし、でも!周回してみんなの分集めるまで付き合ってもらうからね!」

「おう!任せろ!もう、ボスのパターンは記憶した!」

「はははー、あの一回で覚えるとか引くわー」「さすが、最強クランのリーダーだね笑」

「じゃあ、クランハウスに先に戻って打ち上げの準備しとくから、第8のジョブ何が出たか教えてねー!」

「じゃあねー、良さそうなのが出てる事を祈っとく!」












 クラン員と別れた後、ジンは8つめのジョブ獲得のため早速、50層にある天界と呼ばれるセーフティーポイントに向かった。

 ここでは、カテゴリー【人族】の5次職業以降の転職ができる場所で他のカテゴリーは違うとこでしか転職ができないように成っていた。

「よし、早速このアイテムを使うぞ。」



 あれ?      急に、眠く成ってきた

      ん?    こんな、、 えんしゅつあった  か?










ジョブ【英雄神】による転職を確認。

最上級迷宮100層突破を確認。

……………………確認。

……………………………………。

条件が満たされましたのでアドバンの世界に転生します。
















「は?」

 ここは、見たことあるが、なぜこんなとこにいる?

「まてまてまて、なんでログアウトも緊急停止の操作しても作動しないんだ?」

 それより、さっきのはなんだったんだ?

 転職をしようとしてたはずなのに、

 そうだ、転職はできたのか?

「ステータス」


名前:ジン

年齢:15

種族:人族(村人)

職業:

LV: 1


HP:20/20

MP:12/12


STR:5

VIT:3

INT:2

RES:2

AGI:8

DEX:5


SP:5


〈スキル〉

剣術LV1

ダッシュLV1




「嘘だろ、多分プレイヤーじゃない。」

 どういうことだ?謎すぎるぞ、しかも年齢が12才だと?俺は今年23のはずだぞ。ん?なんだ?ポケットに何か入ってる。

「これは、迷宮学園の入学証か」

「まさか、迷宮学園にこれから入学ってことか?確かにそれなら15才なのも分かる。」

「本当にアドバンの世界に来たって事か。」



「よっしゃーーーーー!!!!!!」

「なんだなんだ?」

「大丈夫か?」

 あ、やべ周りに人が集まってきた。ここは確か迷宮学園近くか。とりあえず学園に向かうか

「いやー、すみません、学園の近くまで来たので嬉しくてつい」

「そうか!これから学園に入学するのか!あと二週間だけど、ジョブの方は決まってるのか?」

「いえ!まだです!」

「あ、そうなのか、、まあ、頑張れよ!!」

「はい!頑張って全迷宮制覇します!!」

 気のいいおじさんだったなー。よし、まずはジョブ選択であのジョブを手に入れるぞー!










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