鋭い恐怖

無駄がないです。
ウエディングドレスの色の話題に始まり、彼氏の怯えでじわじわと違和感に気づく。犯行、そして黒のウエディングドレスの意味を明かすシーンが味わい深かった。何よりラストがいい。一人称視点の小説だから、彼女には世界がこんなふうに見えているんだろうな……。良いもの読ませていただきました!