第9話 配信の結果(みずほside)

2部構成作2本目です。

コメントを送ったstar party!3期生のみずほsideです。

コメント送った2人をざまぁ展開にはおそらくしません。それ以外の奴らはざまぁ展開あるかもですね。ではどうぞ。

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みずほside


私は舞浜みずほ。


Vtuber事務所「star party!」の3期生だ。


私の先輩である2期生には、私より不人気な人がいる。


名前は霞ヶ関ふがく。チャンネル登録者数10万人も突破してない底辺だ。ちなみに私は登録者数42万人を最近超えた。


そんな底辺を先輩に持った私は、その先輩を恨みに恨みまくっていた。


しかし、それは一気に変わったのだ。


暇だから見た先輩の配信で、


「ダブルスコア以上ついてしまった理由は、初配信の切り抜きを見ていただけたらわかると思います。同期さんがいないので話しておきますと、私は自分に自信がなくて、こんな僕にファンがついてくれても、期待を裏切ることが怖かった。だから【僕のことは推してもらわなくていいです。その代わり、他の同期たちを押してあげてください。同期の人たちが人気になってたら私はそれでいい。不人気でも構わない。僕は細々とやっていくだけだから。】と言葉を発し、リスナーの人は他の同期を応援してくれています。ただ、それが同期や後輩から『恥』『引退しろ』みたいな言葉を言われることになったんですけどね...僕はこう言われるのも覚悟はしてたんですよ。でも、言われると心がバキバキに折れて、引退も視野に入れてたかもですね。」


という音声が聞こえ、私の頭は思考を停止した。


え?


みずほは知らなかった。この霞ヶ関ふがくが、star party!に少なからずいるアンチの盾になり、さらに人気を他の人に譲っていたことに。


確かに1期生や2期生のデビュー配信に比べると、アンチの数は異様に少なかった。


それは、ふがくが自ら盾になったからだ。


その事実を知ったみずほは、自分が情けなく思えた。


そして、コメントを打ち始めた。

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また次話からふがくくん目線で書いていく予定です。

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