【完結】転移魔王の、人間国崩壊プラン! 魔王召喚されて現れた大正生まれ104歳のババアの、堕落した冒険者を作るダンジョンに抜かりがない!
第14話 スキルポイントをやりかえて……ダンジョンボスに挑むよ!!
第14話 スキルポイントをやりかえて……ダンジョンボスに挑むよ!!
翌朝、忘れていたが手早くスキルチェックだ。
今のアタシ達のスキルはと言うと――。
『キヌ:職業・魔王:レジェンドスライム、トリスの主』
【過去への若返り(常時使用)】【拠点(レベルアップで機能拡張)】【ネットスーパー】【アイテムボックス】【移動車(スキルポイントで選択可能)】【鑑定】【換金】【覇気(バリア機能付き)】【一喝(相手を服従させる)】【魔王の瞳(恐怖を植え付ける)】【広範囲マップ】【銃火器スキル10】【重火器スキル10】【軽火器スキル10】【回復魔法10】【生活魔法10】【料理スキル9】【危険察知10】【悪意察知10】【幸運+5】【命中+5】【会心の一撃】
これをアタシはスキルポイントを弄って――……。
『キヌ:職業・魔王:レジェンドスライム、トリスの主』
【過去への若返り(常時使用)】【拠点(レベルアップで機能拡張)】【ネットスーパー】【アイテムボックス】【移動車(スキルポイントで選択可能)】【鑑定】【換金】【覇気(バリア機能付き)】【一喝(相手を服従させる)】【魔王の瞳(恐怖を植え付ける)】【広範囲マップ】【銃火器スキル10】【重火器スキル10】【軽火器スキル10】【回復魔法10】【生活魔法10】【料理スキル9】【危険察知10】【悪意察知10】【幸運10】【命中10】【会心の一撃10】
目に見えて分かる所ではないが、拠点のレベルを更に上げて合計拠点が15個作れるようになり、店もそれなりに選べるようになった。なんと、【コンビニ】が作れるようになったのはデカいね!!
更に言えば移動車を更に上げて【ハイエーナのキャンピングカー】を乗り回せるようになった。普通の【キャンピングカー】よりも高性能で攻撃をものともしない創りらしい。
人を撥ねても問題ない創りらしく、これなら街中で出しても問題は無さそうだ。
冒険者を跳ね飛ばす!! 最高じゃないか!!
それで経験値になってくれればいいんだけどねぇ!!
またキャンピングカーから別の拠点への移動も可能になった。
これは地味に有難いね!!
その他アクセサリーで上げている分のスキルをちょっとばかし上げさせて貰って、【幸運10】【命中10】にして対勇者専用に作り替えたよ。無論【会心の一撃10】にして100%会心の一撃が打てるようにしたのさ。
曾孫を苦しめて来たんだ。これくらいはねぇ……罰は当たらないと思うんだよ。
それに今からダンジョンボスだ。気合を入れてぶっ殺さないとね。ヒヒヒ。
さて、アタシはこんな感じだが、ピアはと言うと――。
『ピアリア・元魔王の曾孫:現魔王の配下』
【もくもく霧(視界を奪う霧・魔王には無効)】【無臭の毒+5(レベルアップで効果範囲拡大・魔王には無効)】【麻痺の香り(敵を麻痺させる・魔王には無効)】【痺れ玉(一瞬の麻痺効果・魔王には無効)】【沈黙の笛(音を聞いた者は沈黙・魔王には無効)】【耳鳴りの嘆き(指パッチンで発動・魔王には無効)】【常闇の誘い(視界を奪う・魔王には無効)】【アイテムボックス】【鑑定】【広範囲マップ】【回復魔法4】【危険察知10】【悪意察知10】【生活魔法6】【調理スキル3】【銃スキル3】
コイツがどうなったかと言うと――。
【もくもく霧(視界を奪う霧・仲間には無効)】【無臭の毒10(レベルアップで効果範囲拡大・仲間には無効)】【麻痺の香り(敵を麻痺させる・仲間には無効)】【痺れ玉10(一瞬の麻痺効果・仲間には無効)】【沈黙の笛+5(音を聞いた者は沈黙・仲間には無効)】【耳鳴りの嘆き(指パッチンで発動・仲間には無効)】【常闇の誘い10(視界を奪う・仲間には無効)】【アイテムボックス】【鑑定】【広範囲マップ】【回復魔法4】【危険察知10】【悪意察知10】【生活魔法7】【調理スキル4】【銃スキル5】【スリングショット+1】
意外とチマチマ上がっている。
スキルに関しては【無臭の毒10】【痺れ玉10】【常闇の誘い10】と、痺れ玉はスリングショットと言う弾を入れてゴムで打つ、昔で言うパチンコで遠くの冒険者の近くに落ちれば一時的に身体を痺れさせることが出来るようになった。
ピアには常にスリングショットを持って貰いスキル上げに勤しんで貰う事にする。
最後にトッシュだが――。
『トッシュタリス:獣人王の隠し子』
【遠吠え(仲間を呼び寄せる)】【テイム(敵をテイムする事が出来る)】【俊足の足】【罠回避率100%】【アイテムボックス】【鑑定】【生活魔法10】【料理スキル8】【危険察知7】【悪意察知8】【体力10】【力10】【命中率5】【運の良さ7】【銃スキル8】
コイツを弄らせて貰って。
『トッシュタリス:獣人王の隠し子』
【遠吠え(仲間を呼び寄せる)】【テイム(敵をテイムする事が出来る)】【俊足の足】【罠回避率100%】【アイテムボックス】【鑑定】【生活魔法10】【料理スキル8】【危険察知7】【悪意察知8】【体力10】【力10】【命中率10】【運の良さ10】【銃スキル8】
余り代わり映えは無いが、対勇者用に【命中率10】【運の良さ10】にさせて貰った。
また巻物で良いのが出たら使って貰いたい所だねぇ。
早々でないだろうが。
ジャキッ!!
と銃の音をさせて、弾には今回ダムダム弾を使用する。
ある程度削れれば後は普通の弾で構わないが……敵が何かも駆らない以上、トッシュだけは普通の偶にしておいた。
すると――。
「我、銃を扱いたい者成り!」
「我、銃を扱いたい者ゆえ!」
「アンタらもかい? 難しいだろ、その腕の見せ所を見せて欲しいんだがね」
「ならせめて、せめてもの情け! スリングショットを頂きたい者成り!」
「同じく、同じくゆえ!!」
そう言って飛び跳ねる二人に【スリングショット】を貸してやると、「弾は自動で手に落ちるからそれを使いな」と伝えた。
喜ぶ2匹。まぁ、バチンと撃って貰おうかね!
ボス部屋を前にアタシ達は全員頷き合うとドアを開けて中に入った。
闘技場のようなそこは階段を降りて下に【ダンジョンコア】が台に鎮座しており、そこに向かって歩いて行くと一瞬周囲が暗くなって明るくなると目の前に一人の獣人らしき人物が現れた。
人型とは思わず驚いたが銃を構える手は素早かった。
『ほう……コヤツ意外にも獣人がくるとはな』
「コヤツって事は操られてるのかい?」
『いかにも……コヤツを無傷で倒し、我を倒して見せよ』
「そんなの無理ですわ!!」
「本体は何処でしょう……」
その問いにアタシは此処に降りて来るまでに見たガーゴイルの像の数が多すぎることに気づいていた。
恐らくこいつを操っているのは――ガーゴイルだろう。
「いいねぇ……アンタの本体がどれかを当てたらいいんだね?」
『そしたらコヤツを開放して存分に戦ってやろう』
「敵の言葉なんて当てにならないが――タリス! その子を吸収して動けなくしておきな!!」
「承知!!」
そう言うとタリスは獣人の女性を身体に吸収し動けなくする。
これにはボスも驚いているようで「こんな姑息な真似を使ってくるとは!」と怒っているがタリスの中からは出てこれない。
「敵はガーゴイルだよ!! 像を全部ぶち壊しな!!」
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