痲とわたくし
@alexandro
第1話
らじるらじるでえねーちけーFMのラジオドラマを聴いてゐた。らじるらじるはほんとは黒い星が入るがなんかそこまで迎合するつもりはないので入れないえぬえいちけいはえねーちけーと読むみんな然うでごさんしょ。
舞台は熊本阿蘇だが出て來る家族祖父母母若い女性の喋る言葉が熊本育ちの私からして熊本弁に聞こゑない。舞台は然うだがこの家族は福岡住みか博多弁にしてもなんかイントネーションやらおかしかろうもん沖縄入っとっごたっ。若い女性は兎も角祖父母の若い頃やら母の博多弁かなんか九州弁らしきのが変過ぎて方言指導を入れなかった事情が何かあったのかも知れないし此方の方言に疎ければ大丈夫だったかも知れないが兎に角入り込めなかった。
冒頭だったかその辺りで祖母が歌ったのは後で調べたが1973年のやまがたすみこ「風に吹かれて行こう」と云ふ曲。この演出からして最後にほんとのがかかるんだろうなと展開が読めてしまふのも興醒めと云へば興醒め。
然し初めて聴いたこの曲山本コウタローとウィークエンド「岬めぐり」を思い出させ後で聴き比べ若い澄んだノンビブラートの女声と山本コウタローのナチュラルビブラートっぽい感じそれにドラムの音量とテムポの微妙な差か似てゐるのだが聴き比べると違ふ印象もあると云ふこの気持ち。
「風に吹かれて行こう」は一九七三年二月十日発売で作詞作曲歌唱のやまがたすみこは作詞家作曲家としての名義は山県すみこ當時十六歳。
「岬めぐり」一九七四年六月一日発売作詞山上路夫作曲歌唱者本人名義山本厚太郎當時二十五歳。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます