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お義母さん★★★
やった。パチパチ👏
「サバ寿司」と「スズキの南蛮漬け」・・おいしそう!
〔小説 カクヨム源氏物語・数珠の巻〕
藤原つむぎ様は、関白・藤原道長様のご息女。とっても高貴なお方なのだ。
ある日、つむぎ様がボクを呼ばれた。
つむぎ様の前に出て、ボクは驚いた。つむぎ様の前に料理の乗った大皿があって・・・その大皿の前に、番号が付いた数珠が並んで置いてあったのだ。
つむぎ様が言われた。
「アホバカよ。この料理は何じゃ?」
「つむぎ様。それは、スズキの南蛮漬けでございます」
つむぎ様は驚かれた。
「そ、そんな・・・・・これが、あの『スズキの南蛮漬け』か!。で、アホバカ、皿の前に並んでおるものは何じゃ?」
「つむぎ様。それは、数珠でございます」
またも、つむぎ様は驚かれた。
「そ、そんな・・・・・これが、あの『づず』か!」
「いえ、つむぎ様。『づず』ではなく、『数珠』でございます」
つむぎ様は、誰かに間違いを指摘されるのが大嫌いだ。
たちまち、つむぎ様の顔が真っ赤になった。
「小田真理・・・いや、おだまり! 『づず』でないと、アナグラムが成立せんのじゃ、ボケ!」
ボクは首をひねった。
「はぁ? あなぐらむ?」
つむぎ様がさらにボクに言った。
「アホバカ。今日は4月1日じゃ。それでは、ワラワは1番の『づず』が好きじゃ」
ボクの頭は疑問符で一杯になった。
「はぁ? つむぎ様、一体、何のお話でございますか?」
つむぎ様が笑った。
「それはのう、アホバカ・・
スズキの南蛮漬け・・
すずきの(なんばん)づけ・・
入れ替えて・・
(なんばん)のづずすきけ・・
何番の『づず』好きけ?。。。」
ボクは「ぎゃび~ん!」と言って、『スズキの南蛮漬け』の皿に頭から突っ込んでいった。
〔小説 カクヨム源氏物語・数珠の巻 おしまい〕
作者からの返信
永嶋良一様
コメントをありがとうございます!
藤原のつむぎ様は、間違いを指摘されるのがキライなのですね(´▽`)
南蛮漬に頭から突っ込んだ「ボク」はかなり美味しい匂いになっていそうですね!
お星様もありがとうございます!
今月も、頑張ります!
お母様お元気そうで嬉しくなります^ ^
鯖寿司大好きです!
作者からの返信
和響様
コメントをありがとうございます!
義母はこの日たくさん歩いて、月曜日は疲れてベッドでゴロゴロしておりました。
人波に疲れたそうです。
サバ寿司、上にドーンと乗っかってるのも、身をほぐしたちらし寿司も美味しいですよね!
お星様をありがとうございました!