第4話

私の腕は

いつか自分に為れると

いつか誇りを持てると

それなりの願いがありました。


数年経ちましたが


端から端まで重くなってしまって


聞こえていた音も聞き取れなくなってしまって


願いは時々思い出すだけです



虚しい

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四月 さんがつさかな @march19

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