第7話
まさか、裏切ってないとでも?
自軍を犠牲に、敵軍を潰す。
そんなの、常識に決まってます。
悩む演技は、大変だった。
さて、蹂躙と行こうか。
バンッ
「死亡確認もしないのは、流石に迂闊じゃないか?」
「はっ、お前にだけは、言われたくないね。」
大きく、距離を取る。
まさか、ここまでとは。
楽しいね。
でも、お前の手のうちは知ってるのさ。
×+×+×+×+×
裏切られたか。
うっすらそんな気もしていたが、やはりか。
悩み方が少し不自然だし、何より戦闘狂の香りがした。
楽しいな。
…本気で行ける相手は。
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