　1.1で甚大な被害をもたらしたアメリカでは、前国王クライスとの契約により、魔法によるあらゆる建造物の再建、復興を行った

　20年にも及ぶ再建は無事終わりを迎えて、クライスは安堵した

　ホワイトハウス大統領室

　クライス「ふむ...」

　クライスはソファに腰かけ、虫眼鏡で新聞を読む

　白髪の老人となったクライスは戦闘能力も落ち、杖をつき歩いている

　クライス「この体もガタがきたようだ...」

　クライスは髭をいじりながらそう言った

　ルイス大統領「紅茶でいいかな」

　ルイスはデスクのポッドで紅茶を淹れた

　クライス「あぁ、すまない、いただくよ」

　ルイス「毎回言うが君たちには本当に感謝している」

　ルイス「あなたは祖国に帰るべきだ、大変なんだろう？」

　クライス「そうだな...我が息子が国を引っ張るに値するかよく確かめたつもりだったが、ここまでとなると手に負えん」

　クライス「そろそろ決着を付けなければならないな」

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