第9話 オオカミ復活

 最上組が異世界に侵攻してから3時間後


 長野県 阿連研究所


 かつて1.1で京都に侵攻してきたティード海賊団と魔女ヴェンデッタ


 船長のティードはオオカミに変身する魔法で戦いを挑んだが、前国王クライスとの戦いに敗れ、死んでいった


 20年間、ティードの複製を製作するクローン計画を水面下で動かし、遂に


 ティードの残った血液、DNAを機械の肉体に埋め込み、完成させた


 総理「死者のクローン...これが、我々の真骨頂だ...」


 奈津総理大臣はビール片手にその光景を眺めた


 科学者はスイッチを総理大臣に渡した


 総理「起きろ、オオカミめ」


 バシュン!


 総理がスイッチを押すと遺体の入った装置が破裂し、


 部屋が煙に包まれ、科学者たち、総理はゲホゲホと咳をする


 ティード「ぬあぁ!」


 ティード「おれ様は!メガティードだぁ!!!」


 総理「早く制御しろ!」

 総理は科学者たちに指示する


 科学者「だめです!コントロールが効きません!!!」


 総理「な、なぜ...!?」


 メガティード「貴様らにはおれ様を制御できんわ!焼き尽くしてやる!」


 メガティードは人型から、大きな狼へと変身を遂げた


 メガティード「最奥魔法 ブレス」


 メガティードは大きく口を開けて、火炎を放射した


 総理「ぎゃああああああ!!!!!!」

 総理達は丸焼きにされて、ティードは高笑いをした


 メガティード「おれ様は帰ってきたぞぉ!!!!」


 メガティード「ふん、こっちの方向から魔力の気配がする、ゲートがあるんだな?待っていろ、俺が再び頂点に君臨する!必ず報復するぞクライス!」


 メガティードは最上組の事務所へと赴き、異世界へと帰還した

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る