第6話 総長の倫理学



中学を卒業する日、俺は黒虎族のアジトに行った。

どうしてもちゃんと卒業出来た報告と御礼を言いたかった。


アジトは以外にも普通のマンションだった、俺は総長さんから卒業祝いをしてもらう事になり歓迎を受けた


冬華、冬華と呼ばれ一員になれた気がしたが高校生になるまでは黒虎族には入れ無かった、以外に厳しい、しきたりがある様で、高校生になるまでは接近禁止を言われた。

今日は特別卒業祝いとゆう事で許された。

トレーニングルームも完備してあった、健全な黒虎族、間違ったことはしない


中学3年間は足速のように過ぎ俺は目出度く難関高校に合格

俺が黒虎に入る頃総長は代替わりしていて総長さんは社会人になっていた。

その次の総長が23を迎え、入れ替わる時ついに

俺は総長の座に着くことになった。


歴代の総長もそうだが先代、先々代の総長は強くて優しい

泣いてる奴らがいたら助けるのが鉄則、俺を助けてくれた総長みたく俺も泣いてる奴がいたら助けるそう決めていた 総長の口癖は


「勉強もしろ

でないと助けたい人が出来た時、助けれないと男が廃る

男に生まれた以上、意地を持て!!

学と金と勇気があれば怖いものは

80パーセントおさえられる

それが男と言うもんだぞ」




だが冬華は女の子に対しては態度を変える

妙に助けたり関われば冬華、冬華とストーカーされたり、メンヘラになり執着された、女は怖いし面倒くさい

だからミオにも念押しして付きまとわないように最初からハッキリと線を引いた。


しかし以外な事にミオからの連絡は無かった

毎日携帯をオレは確認する、自分で意味がわからない、俺自身が遠ざけた事なのに まさかミオからの連絡を待っているのか?


鬱々とした日々は流れた。

何日過ぎても約束通りミオからは何の連絡も来ない、族車を乗り回すオレラは車道も乗り回す。

この時間帯は車も少なく風を切るように走る気持ちイイなんてもんじゃない!

だけどミオに会ってからとゆうもの

なにか物足りない

ピースを落としたパズルが完成しないようでスッキリしないのは何故?






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