制作ノート

@wakumo

第1話 凍える日は冬眠

 実は…息切れしてまして、簡単に言えば怠け癖です多分。スランプなんて格好良いもんじゃない。ノートも開けないしパソコンも開かない。映画とドラマ三昧で三ヶ月ばかり過ごしてしまった。理由なんて無い。学生なら問題行動になるのかな…働く人ならそのものズバリ…です。

 やる気起きないとも違って、まさに思考停止。寒かったのも有るけど、体を起こしていられない。集中力が持たない。そのふたつが主な症状です。そういう時の言い訳です…生産性がないんだから布団に潜って省エネで暮らせって…誰かが耳打ちするんです…

 毎日仕事に向かう旦那様を駅まで送って、洗濯して、家の中をチョロチョロと片付けて昼までゴロン。ご飯も食べたくなくて冷蔵庫を漁って口に入れられるものを物色。ちくわか〜ゆで卵か〜ハムか〜と適当なものを食べて凌いでおりました。

 時には、一人で食べるのにパエリアを作ったり、自分だけのために親子丼を作ったり、案外食にはこだわってちゃんと調理する。ラーメンも野菜炒めして片栗粉でとろみを付けたりして麺の上に乗っけて、味は鶏ガラスープにごま油とか塩味とか既製の物を使わないで作ります。どうやらそこは起き上がっていそいそ頑張れる。食いしん坊みたいです。

 ようやく冬の寒さも和らいで、厚着しなくても過ごせるようになって来ました。あ、それで言うとエアコンが苦手で、昔はストーブを焚いて寒さをやり過ごしていたんだけど、私が足の手術を終えて(骨頭置換術…股関節に人工関節を入れる。大腿骨も切っているので入院三ヶ月。その後脚を地面に着けちゃ駄目生活が続いて、半年間車椅子にお世話になって)家に帰ってきたら突然家中にエアコンが導入されていて、あの指の先まで凍える状態からは脱却したものの、そのためでか息苦しい状態に襲われるようになった。時々スイッチを止めて家の中に冷気が漂うとホッとする厄介な体質でそれも冬の脱力感の要因の一つではある。

 エアコンを止めても生きられる今はとても快適です。この時を逃さないように書き物をしよう…その内また暑くなってエアコンにお世話にならないといけない、怠け病に襲われる時が来てしまう…残念だけど、もうそこまでやって来ている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る