第3話親友の嫁さんから

ぼ、ぼ、僕らは人生探偵団

今も昔も、ギャグが好き

胸も高鳴る、よ〜び〜声が

液晶パネルにこまだする〜

ぼ、ぼ、僕らは人生探偵団


さて、今年の夏、45歳になるビール水牛の羽弦トリスです。

もう、3年半もこのペンネームを使ってると、一部の人からは、ハヅさんと呼ばれて自分の中で納得するようになった。

本名は、難しい名字の人間。

大抵の人は僕の名字が読めない。漢字検定準1級の文字が入る。


千茶は僕の事を”先生”と呼ぶので、右にならえで、よく先生と呼ばれているが、本名の名前を略した呼び方をする人も多い。


閑話休題。

僕は14歳。中学2年生からの同級生のしゅんとほぼ毎日、LINEを送りあっている。

大抵は、屁やう◯このスタンプを送ったりしている。

ある日、同級生が子供と嫁さんを車に乗せて、鹿児島の自宅に連れてきた事がある。

アイツ、オレより美人な嫁さんをもらっている。

「初めまして、しゃんと同級生の◯◯です」

と、挨拶すると、

「初めまして。妻の◯◯です。毎日うちの人と楽しいLINEを送り合っていらして、面白い方なんですね」

と、言われた。僕は同級生のしゅんに、

「あんた、あのLINEを嫁さんに読ませているの?」

と、尋ねると、

「うん」

と、言う。LINEには、息子に撮ってもらった、僕の尻の写真があり、それを送っていたのだ。

僕は恥ずかしくて、顔が紅くなり、

「下品ですみません」

と、奥さんに謝った。でも、奥さんは笑っていた。

奥さんは我々より3歳くらい歳上。夫婦喧嘩も普通にするそうだ。

いいなぁ〜。うちは、喧嘩も無ければ、会話も無い。


だが、いつまでも精神年齢が少年の大人がいても良いじゃないか?

精神年齢が若いと、老けない。

僕もしゅんも、30代に見えるとよく言われる。

5年前、鹿児島に帰郷した時に、しゅんと焼き肉屋に行った。

待ち時間が1時間だったが、2人でくだらない話しで爆笑して、周りの客からパープリンだと思われるくらいだった。

そして、帰りに隼人駅まで車で送ってもらう時に、

「しゅん、もう、漏れそうだ!早くトイレに連れて行って!」

と、切羽詰まった事が数回。

「◯◯って、いつものオレの車に乗ったら、う◯こしたいって言うよね?」

と、言いそこでも大爆笑そして、爆死。

この男とは、長い付き合いになりそうだ。

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