BLACKMONSTER 第一章目覚めた暗
ふざけた狼人間
第1話黒の瞳の中
誰もが恐怖を持つものだ。人は架空の恐怖や現実の恐怖で叫びおののく。
恐怖は人を殺す、物理的にも精神的にも。
ある橋の下には恐怖潜んでいる。人が会ってはならない、有名になってはいけない、恐怖が。ある日、橋の下に二人の人間が来た。この二人のせいで恐怖が目覚めた。
「ここいつ来ても怖~んだよな」男が言った。「まぁ~な」違う男がボソッと言った。「そうだ、なんでここ人が寄り付かないんだろ」男は疑問に思った。「聞いたことないかっここに・・・」その時いきなり奇妙な音がした。〈カッカカカカカカカカカカカカカ〉「なんだこの音」男は少し怖がりながら言った。「これ本で読んだ」「はっ」男は怖がりながら言った。「バニー・・・・」男は話をやめた。男たちの目の前に二メートルほどのウサギの着ぐるみ、毛色はピンク色。着ぐるみの瞳は真っ黒だ。「マン」ウサギの着ぐるみは震え始める。
少し経ち、サイレンの音が鳴る。パトカーが全速力で来る。「ここかっ」パトカーに乗った若い男が焦りながら言い放った。若い男が車から降りるといそいで橋の方へ走りだし、道に置かれた携帯を見つける。近くはまるで何もなかったかのようで虫の声が聞こえる。けど、何かが奇妙なのだ、すぐそばに止めてある車、道に置かれた携帯、携帯は警察にかかったままだ。「この携帯は誰のものなんだ・・・・人が近くにいるような感じはしない・・・けど怪物はいるそこだ橋の裏雑木林の中そこにいるお前だ」若い男は言った。すると、雑木林から口が赤く染まったウサギの着ぐるみが現れたのだ。
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