前のエピソード――本作の登場兵器（ノルデニア王国軍編）

◇ラティニア陸軍

AML-63〈リノセロス〉

開発・製造　ローヌ陸軍造兵廠（AML）

車体長　6.6メートル

全長　9.6メートル

全幅　3.3メートル

全高　2.85メートル

重量　39トン

速度　時速66キロメートル

兵装　CC-60-L3・55口径110ミリライフル砲

　ラティニア陸軍の第二世代主力戦車。

　二度目の世界大戦で勃発した戦車戦の戦訓と、冷戦期の都市部での反乱鎮圧の経験を反映させて度重なる改修を実施しており、遠隔操作式の機関銃を砲塔上部に搭載している。

◇ラティニア海軍

ロベスピエル級航空母艦

　ラティニア海軍の正規空母。

パラディン級巡洋艦

　ラティニア海軍の主力巡洋艦。

　砲撃戦により敵艦を撃沈する時代の名残が残っており、

　ル・ファンタスク級ミサイル駆逐艦

◇ラティニア空軍

CP-11〈ヒポグリフ〉

開発・製造　アビアシオン・アルセナル・ラティニア（AAM）

全長　19.8メートル

全幅　13.2メートル

全高　4.5メートル

空虚重量　12.6トン

エンジン　ロダンM209-1Aターボファンエンジン×2

最大推力　10.5トン×2

最高速度　マッハ2.5

航続距離　4200キロメートル

兵装　MPA54/76A・30ミリリボルバーカノン砲×2（装弾数150発×2）

空対空ミサイル×2～14

空対艦ミサイル×2～4

爆弾×4トン

アビオニクス　DRPA-72多機能レーダー

　ラティニア空軍の最新鋭主力戦闘機。

　『万能戦闘機』の異名を持つマルチロール戦闘機であり、軽戦闘機並の機動力と重戦闘機並の武装搭載量を達成させている。またコスト面においても、〈ヒポグリフ〉生産に特化した工場の新設と、万能戦闘機思想に共感する有志の経済的支援により大量生産を成し得、〈ミラージュ〉主力戦闘機2機分の製造費用で戦闘機3機と攻撃機1機分の能力を持つ優秀機となった。