それぞれの色への応援コメント
共感覚。科学でも医学でも説明のつかない不思議な能力だと思います。
いったんスイッチが入るとより鮮明に見えるのでしょうか。そして、その色の意味までもわかってしまう、とか。
緋雪様の共感覚のお話はエッセイの方でも読ませていただきましたが、これは具体的ですね。暗い色が見えてしまった時、優しい緋雪様がいつもつらい思いをされておられることに胸が痛みます。
本来なら知らなくてもいい他人の苦しみまで感じてしまうなんて……。
見える色がいつも幸せな色ばかりだったらいいのにと思います。
緋雪様、どうか御身を大切にされてくださいね。
作者からの返信
ブロ子さん、コメントありがとうございます。
えーと、ブロ子さん?
ノンフィクション枠じゃないので(^_^;)
現代ファンタジー枠でございます。
しかも、あのお話の中にあったのも、幼いときに、色の意味もわからなくて、だったかと。
大人になってから、随分と私に懐いてくる女の子がいて、でも、その子といると、「吸い取られる」感じに疲れるのです。この子は何者だろう?と、意識的に色を見ようとしていた時期がありました。その頃には、その子の色は見えないのに、他の人の色、しかも青黒い(大きな悩みに支配されているらしい)色ばかり見えるようになって困ったことがあります。(不思議なことに、「あなたが白なら私は黒。あなたは与える人で私は奪う人」と、本人がそんなことを言ったのですよ。怖い子でした)
このお話の中の「私」もそうですが、日常的に見えているわけではないようです。 ホントに、ブロ子さんみたいに温かくて柔らかくてキュートで透明感のある色ばかり見えたらいいですよね(笑)。
それぞれの色への応援コメント
他人の感情や思考が色彩として見えてしまうとしたら、ちょっと精神が休まる暇が無さそうです。それこそいずれ彼女自身が追い込まれてしまわないか心配ですね。
自分なら家に引きこもってしまいそうです。
けれどその力がひとつの尊い命を救ったことに感動を覚えました。
素敵なお話を読ませていただいてありがとうございました。
作者からの返信
那智さん、コメントありがとうございます。
そうでしょうね。ずっと見えてたらしんどいと思います。でも、「一度見え始めると、見えやすくなってしまう」、というところから、普段は無意識に、その能力にシールドが張られているのではないでしょうか。
ちょっと人混みは苦手な気はしますが。
目の前に命を絶とうとしている人を見て、見過ごすことができますかね?
彼女の場合もそれだけのために必死だったのかもしれません。
ルールなんて言ってる場合じゃない、と。
丁寧に読んでいただいて、ありがとうございました。
それぞれの色への応援コメント
オーラが見えるとかよく聞きますけど、実際はこんな感じなんだろうなと納得するリアリティがありました。
幸せ色はいいけれど、絶望の色は見てしまったらどうしたらいいのか、いちいち悩んでしまいそうですよね。
だから、他人の人生に介入しないと決めている主人公の意思は、当然のものだと思います。
それにも関わらず、本当に真っ黒な人の元へは駆けつける優しさ!
助けてもらった彼女はとても幸運だったなと思います。
素敵なお話でした^^
作者からの返信
オーラなのかどうなのかは、本人にもよくわかっていないのです。
絶望の色が見えると、「ああ……」と思いながら、見ないふりをして、立ち去ります。
自分が、その苦しみから助けてあげることはできないから、介入しない。
けれど、すれ違った女子高生の、怖くて寒くて、痛い色を感じ、それが黒にかわっていくのを見た時、この子は命を絶つつもりなのだとわかります。
その状況で放っておけという方が無理ですよね。
女の子からスッと黒が抜けて泣き出した時、「私」はホッとしながら、この悲しみの色も抜けるまで抱きしめていてあげたいと思ったでしょう。
でも、その後は、救急車に任せました。
この子の人生に、自分がこれ以上関わるのは、自分の決めたルールに反すると思ったからでしょう。
色は、毎日は見えないようですね。
そうでなければ、やっぱりしんどいと思います。
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緋雪さん、こんばんは😊
色が見える。
その特殊能力はいいような、悪いような。
>だからといって、他人様の人生に介入することはしない。
それがルールだと思っている。
そんな彼女だったけど、すれ違った女子高生の深く青黒い色は放っておくことはできなかったですね。
その色が見える力で、一人の女子高生の命を救ったことは尊いです。
飛び降りようとした女の子を懸命に引っ張って抱きしめて、泣きじゃくる女の子の気持ちが収まるまでずっとずっと。
これは色の見える彼女だからできたことかもしれませんね。
作者からの返信
のこさん、コメントありがとうございます。
色が見えることで、人の幸せだけでなく、不幸まで気づいてしまう。
でも、それを助けるような能力があるわけではないので介入しないことにしている。
でも、目の前で、黒になりかけている女の子がいるんですよね。
とにかく止めなければ!!と思うのは自然なことなのかな、と。
確かに、彼女の黒が抜けるまで抱きしめて、悲しみを受け止めてあげることはできました。それは間違いなく彼女の能力のお陰だったでしょう。
人の苦しみや悲しみの色が見えるのに、見ないふりをして通り過ぎる毎日は大変そうです。普段は見えないようにしてほしいですね。
それぞれの色への応援コメント
見える色が幸せな色ばかりならいいけれど、そうでない色も見えてしまうのですね。
確かに見える人、見える人を次々と助けようとしてもそれはとても無理です。
でも黒くなっていく少女を見過ごすことは出来なかった。
そのとっさの行動に彼女の優しさ、真っ直ぐさを感じました。
作者からの返信
色がどんな意味なのかまで、ぼんやりとわかってしまうところは問題ですよね。
辛い色も、苦しんでいる色も見えてしまう。でも、自分は介入しないと決めています。そう、キリがないから。
だけど、目の前で、黒に変わっていく人を見たら、きっと誰でも放っておけないと思うんですよね。
多分、彼女でなくても。
希望的観測でしょうか。
それぞれの色への応援コメント
もし私が何色かで纏われているとしたら、どんな色なんだろうと考えました。
玉子の黄身色だったらいいな、なんて思ったけど、もしかしてクロ?
ああ嫌だな、ごめんなさいデス。こわいこわい!!
せめて薄いグレーでお願いしますと。誰に? ですけど、ね。
本当に見えたら・・いいような、悪いような、ですね。
作者からの返信
ローバさん、コメントありがとうございます。
人の色が見えるっていう能力は、嬉しいことばかりではないですよね。
人の辛さや苦しさも見えてしまう。
でも、その人に関わることはできないんです。そう決めているから。
ローバさんの色は何色かなあ?
薄いグレーではないと思いますよ(笑)。
もっともっと柔らかい色で明るくて、ちょっとお茶目な色?
それは何色なんでしょうね(笑)。
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色に限らずですが、他人には分からない感覚を持つ人は確かにいますよね。
他の方のコメントを読ませて頂くと、緋雪様ご自身もそういったものをお持ちだと。なんと!
引きずられないようにするのも、かと言って知らんぷりも、なかなか難しそうに思えます。
それでも死なないでと一心に駆けた主人公の在りようが温かく、人の本質はこうであって欲しいな…なんて考えました。
読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
幸まるさん、コメントありがとうございます。
第六感? というと、霊的なものを思い浮かべがちですが、主人公のように色がみえたり、音楽に味を感じたりする人のことも指すのかも知れませんね。
私は状況により見えたり見えなかったり。子供の頃はもっとよく見えていた気がしますね。
だからといって、人の人生に介入するとロクなことがない。というのが経験上の結論で。「見えるだけだ」と開き直るしかないのでしょう。
私には青黒い色を抱えている、妻に離婚を求められている占い師を助けることはできない。
主人公もそう思いながら生きていますが、青黒く、痛くて冷たいものが、黒に変わっていくのを見過ごすことはできなかったのですね。
彼女自身が、それを見過ごすのが辛かったのかもしれません。
こちらこそ、読んで下さって、ありがとうございました(*^^*)