バレー界の守護神、再び

第1話

ー中学校、バレー全国大会準決勝ー

「なんと西中、南中に7点も差をつけてマッチポイント！これは南中ピンチ！」

「西中すごいですね！南中は強豪校として知られていますが、その学校に7点も差をつけるなんて。コート内に緊張感が走ります」

西中のサーブから。西中のサーブをリベロの夏井洸がボールを上げ、南中の選手はトスを上げスパイクを打った。しかし西中もリベロが、ボールを上げトスを上げスパイクを打った。そのボールはコートのギリギリを狙ったものだった。リベロの彼、夏井くんだけが反応できたが、間に合わずボールは床に落ちた。試合のブザーが鳴り、整列、挨拶をし、

南中vs西中の試合は幕を閉じた。

その結果1セット目は19対25

2セット目は17対25だった。