詩集・あまねく、平等に Max Heart
与方藤士朗
初心に戻って、あまねく、平等に
新作品群に移転するにあたり、改めて、初心に戻るために。
旧作品群の第1話の詩を、ここに掲載いたします。
次話より、新作を続々披露して参ります。
なお、旧作の最初は、こちらです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330658325009687/episodes/16817330658325183934
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あまねく、平等に
雪というものは、
金持ちの家にも、
貧乏人の家にも、
教養溢れ絶大な敬意を払わる方の家にも、
無教養の馬鹿呼ばわりされる奴の家にも、
平等に、
そう、
あまねく、
平等に、
降り注ぐものであります。
雨というものも、
金持ちの家にも、
貧乏人の家にも、
教養溢れ絶大な敬意を払わる方の家にも、
無教養の馬鹿呼ばわりされる奴の家にも、
平等に、
そう、
あまねく、
平等に、
降り注ぐものであります。
太陽の光もまた、
金持ちの家にも、
貧乏人の家にも、
教養溢れ絶大な敬意を払わる方の家にも、
無教養の馬鹿呼ばわりされる奴の家にも、
平等に、
そう、
あまねく、
平等に、
照らされるのであります。
人命もまた、
金持ちにも、
貧乏人にも、
教養溢れ絶大な敬意を払わる方にも、
無教養の馬鹿呼ばわりされる奴にも、
平等に、
そう、
あまねく、
平等に、
与えられしものではないでせうか?
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