洋上の城 ある戦争の記録
@Himajin-104
世界観説明
北大帝共和国
太平洋上で、互いの全兵力が全面衝突する総力戦が行われようとしている。
太平洋上に、二つの島国があった。一つは、かつてのヨーロッパの大帝国から分離し、強大な国力を保持する北大帝共和国。多くの島を飛び石みたく挟んで南にあるのが、事実上の独裁国家、四徴連邦。
この二カ国は、基本的に対立を続けていた。北大帝共和国は、その地理関係と、産油国でもあることから、様々な国との紛争や戦争に明け暮れていたが、そもそも強大な国力・軍事力を保持しているので、これを撃退し続けていた。
この国々と同じように、四徴連邦も北大帝共和国を狙っていた。といっても、事実上独裁のこの国の頭が勝手に決めたことであるが。陸海軍の賛同も得ずに、行動に移ってしまったのである。
遂に、北大帝に
そう、彼らは開戦するつもりであった。四徴連邦と対決することが決定した。互いに、陸軍の兵力を総動員し、艦隊を軍港に集め、戦時体制準備に入った。いつ始まってもおかしくない戦争であった。総力戦も辞さない構えになっている。
そして、ついに、1945年5月、四徴連邦が北大帝共和国に宣戦布告した。太平洋での決戦の口火が切って落とされた。この物語は、この戦争を記録すると共に、北大帝共和国の面々が、どのようにして四徴連邦と戦っていくのか、という、この北大帝共和国に焦点を当て、追っていくものである。
この物語はフィクションです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます