第18話
女・男と言う言葉
5月18日に、静岡県知事選挙の応援演説で、上川陽子外務大臣が「女性が生まずして何が女性でしょうか」と発言したことに対して、翌日「真意と異なる受け止めをされかねない発言だった」と発言を撤回した。
こーゆー事って、よくある。
自分だって、思ってはいないけれど、この様な差別的な発言をしてしまっているかも知れない。口から出した言葉はしまえないから、怖いな~と思う。
発言(発表)する前に、「女だから、○○」「男だから、○○」と言う固定観念や、昔からの風習みたいな物を、一旦ゼロにして考えないと、いけないんだろうなあ。
私が学校を卒業して就職をしたのはバブルの頃で、あの頃は、女性社員の扱いも、今とはだいぶ違っていた。女性は、社員でも派遣社員やアルバイトでも、出勤時間前に全員のテーブルを水拭きすると言う仕事があった。当番制なんだけど、週に一回くらい。もちろん、お茶出し、タバコの吸い殻の後始末なども。
ある朝、テーブルを拭いていたら、男性社員に「丸く拭かないで。物をどかして四角く拭きなさい」と注意された覚えがある。今でも、その人の名前と顔を覚えている。
また、ある会社の面接の時、私の年齢を見て「出産の予定はないんですか?」と聞かれた事もある。失礼な質問だよね(^^;)
一度、お試しで、一週間くらい、日本中で「男」「女」がつく言葉を廃止にしてみたらどうだろうか? そしたら、いろいろと見えてくるんじゃないかなあ。自分がどれだけこの言葉を無意識に気軽に使っているか、なんて事も。
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