小説『となりの異世界』劇中歌 夜を殺して

星一悟

夜を殺して

ピースの欠けた悪意のパズルを解くのに

一生をかけて僕らクリアを強いられた

人の言葉に従った優等生は気づけば

床のシミになってしまう何て無駄な人生


精一杯に背伸びした僕の反逆の手と半径は

世界に届きもせず虚しく空を切る もう


夜を殺して 夜を殺して

この部屋にまだ光はなくて

心震えて 身体震えて

朝を待つほど耐えられないまま


真実の欠けた悪意のクイズを解くのに

一生かけて僕ら正解が見えない

人の態度を正していた優等生は気づけば

孤独なミイラに変わる何て無駄な人生


精一杯に背伸びして僕の反逆だと思ってた

世界はまた繰り返し僕を侮辱する もう


夜を殺して 夜を殺して

羽を広げる場所探してる

夜明け前が 一番暗くて

朝を待つほど耐えられないまま


馬鹿みたいに綺麗だった朝の光で生まれ

馬鹿みたいに汚くなった夜の闇に飲み込まれていく


夜を殺して 夜を殺して

この部屋にまだ光はなくて

心震えて 身体震えて

朝を待つほど耐えられない!



馬鹿みたいに綺麗だった朝の光で生まれ

馬鹿みたいに汚くなった夜の闇に飲み込まれていく





あとがき

レディブラックさんの協力で素敵な音楽になりました。コピペしてお聞きください。


https://suno.com/song/8795a44a-ccbe-490b-bd9e-6b573e99b8ff

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

小説『となりの異世界』劇中歌 夜を殺して 星一悟 @sinkin

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ