告白

@riiia

第1話

「久しぶりに、いやもしかしたら初めて、こんなに人を好きになれたかもしれない」こんな気持ちになれたことを誰かに伝えたくてたまりませんでした。

まず、とても仲のいいバイト先の社員さんに言いました。「久しぶりに心から好きになれる人が出来たんです、今は東京に住んでる人なんですけど。」そう伝えると、ふざけた調子で「その人、東京の方に彼女いるんじゃない?笑」この一言を聞いて私は、「確かに、そんな話したことなかったかも、、、」と内心すごく焦りました。

あの人とは毎日メッセージのやり取りをし、週に何回か電話をする仲だったし、彼女がいる人だとは思えませんでした。でもあなたには優しく、ユーモアのあるオーラが目に見えて分かります。人の多い東京となれば尚更、あなたは周囲の目を引く存在なのでしょう。それがあなたの魅力です。

だからといって、あなたが女の子を弄ぶような、そんなひどい人だとも思えません。

あなたにはたくさんの悩みを話し、時に泣いてしまい、後ろ向きな発言をしてばかりでした。そんな私をあなたは、優しく慰め、共感し、あなたなりの言葉で励ましてくれました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る