最新AI Claude 3で長編小説執筆支援【GPT-4を超えた⁉︎】

検証と比較

はじめに 最新AI「Claude 3」で小説執筆支援

最近は生成AIでの小説執筆などが話題ですね。

今回は「Claude 3」という、GPTを上回る（と思われる）生成AIについて触れたいと思います。

▼過去記事について

以前「ChatGPT（GPTs）で小説執筆支援AIを作る方法」という記事を書かせていただきました。

https://kakuyomu.jp/works/16818023212189122505

こちらでは、大規模言語モデル（LLM）などの基本的な考え方を含め、ひととおり述べていますので、まずは上記を読むと、話が早いと思います！

かねてから世の中では、生成AIで短い小説を試験的に出力する、などの試みが多くなされていたと思います。

一方で僕の場合は、本文は作者が書くことを前提に、作品の構成や推敲を手伝ってもらう、というアプローチを模索しています。

▼Claude 3の性能

GPTも驚くべきツールでしたが、今回なんと、日本語処理についてさらに上をいくサービスが出てきました。

その名も、「Claude 3」というものになります。

クロード　スリーと読むようです。

生成AI性能評価において、GPT-4よりもあらゆる点で優れているという結果が、以下に掲載されています。

https://www.anthropic.com/news/claude-3-family

なかなかすごいようです！

▼Claude 3による日本語処理性能

Claude 3はGPT-4よりも、日本語の処理全般について高性能だと感じました。

例えば、以下のような優れた点が見られました。

▼Claude 3がすごかった点

・12万文字レベルの長編小説を一分程度で理解して、詳細な批評ができた

・詩の解釈について、人間的な情緒やあいまいさを理解している様子

・全般的に日本語の理解力や生成の精度が高かった

今回はこんなClaude 3による、長編小説執筆アプローチの検証結果や活用方法について紹介したいと思います。

▼Claude 3の微妙なところ

いちおう、Claude 3の微妙に思われた箇所も挙げておきます。

・画像生成ができない（ChatGPT Plus（有料版）だと画像生成ができる）

・UIが英語のみ（日本語処理自体は高性能ですが）

・その他全体的に荒削り感がある

こんな状況でした！

▼作者について

本職がエンジニアでAI運用にも関わってます。

また、僕自身もカクヨムで小説を投稿しています。

長編小説も書いていますが、詩や短編も書いています。

（現代ファンタジー、ホラーが中心です）

僕自身は文章自体の情感や読みやすさにもこだわっているので、

AIの活用については、「構成についてAIに助けてもらい、文章自体は自分で書く」というアプローチをとっています。

本文自体の生成にはあまり力を入れていませんが、そのあたりはみなさんが判断されればよいと思います。

（Claude 3では本文自体もある程度生成できてしまえそうです。そのあたりのテクニックにも少し触れると思います）

▼ここからの構成

以下のような感じで進めていこうと思います。

・Claude 3の検証やGPT-4との比較をいくつか

・Claudeの登録方法など

・実際のプロンプトなど

よろしくお願いします！

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参考になったら、応援などいただけるとうれしいです！