第13回 物語における登場人物の特別性についての一考察
たまに思い返してやっちまったなぁと思うアレ。
盛っちゃったり逆に足りなかったり役不足(誤用も正用も)になりがちな人へ…
でもやっぱり最後に物言うのは構成力!
この記事というか考察シリーズはジョークであって大体作者の戒めだから誰かを批判するつもりは御座いません(全方面土下座)
…コホン、さて、
あらゆる作品の登場人物、特に主人公は出自が一般人とは異なり独特…
悪く言ってしまうと実は血筋がエリートだったりで一線を画す分かりやすく最強になるポテンシャル持っていたりする。
物語を進める上で必然性があるのはわかる。わかるがちょっと待って欲しい。
それ死に設定になってないか?ちょっと深く考えてみよう。
・特別性、独自性
キャラクターを識別する上で分かりやすい物指しである。
エリート家系、実は人間じゃない、落ちぶれてるけど実は最強…
まだあるだろうが主人公が持つとしたらこれらがメジャーか?努力型って少ないんだな。あ、人間レベルの特訓止めちゃった連中はアウトで…
・必然性
では、これらの独自性は必要なのか…
無論必要である。物語を動かす上で上記の特別性や独自性は必須である。主役そのキャラである必要ある?ってなったら終わりだからな…
じゃあ逆にキャラ盛り過ぎてその設定必要ある?ってパターン…
無論ある。盛り過ぎて物語に出し難い状況になったり内容が冗長になってしまう。
盛り過ぎたら能力封じたり制約盛ったり…まぁイベント増やせるよね?となる場合もある。主役が上からただ滑り落ちるのが爽快かと言われたら…
・主役以外は?
では次にサブキャラクター達に焦点を当てよう。
ストーリーテラー、つまり語り手として凡人を出すのは非常に効果的と言える…ただし!序盤!物語の語り出しだけ!
世界の全容が分かり出したらもう凡人視点は要らなくなる…悲しきかな長く息できるキャラにするためにはやはり特別である必要がある。
仲間という点でも何か必ず用意する必要がある。
まぁ使い捨てのモブと違って名前貰った以上は役割あって然るべきと言うか…あ、死ぬ事も仕事だと割り切ってくれ。
・結局の所
ノリと勢いで設定書きなぐって物語書いててエターナルになる…OMG!
そんな事無いようにプロットも書いてそのキャラの必然性と必要性を抜き出そうという事だ。
でも書いてる内にキャラへ愛着が沸いいたり編集の都合で終われなくなって設定が膨れ上がって苦悩することもあるよね…OMG!
A:やっぱり盛り過ぎはいかんよな
K:アンタは盛ってるわよね?相当
A:正体不明を物語の核心にしてたら書くタイミング逃してズルズルいってるだけだから!
K:勝手に尾ひれおっきくなってく初期キャラのサダメか…
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