第9回 ファンタジーにおける職業に関しての一考察

今回は職業についてだ!勇者は果たして職業と名乗れるのか?


 皆さんは職業というものはご存知でしょうか?

 ファンタジーでは勇者、魔法使い、賢者だったり…ん?これ職業か?

 よし、まずは辞書を試しに引いてみよう。


 ・生計を立てるために日常従事する仕事。


 だそうだ、ほうほう、成る程…

 どうやらファンタジーでたまに見かける職業という概念と我々の知る職業は異なるようだ。

 ファンタジーで職業と言えるのはこの場合、冒険者や兵士とかそういうものじゃないかな?

 勇者とかはどちらかというと社長とかの役職に当たるのではないか?

 ちょっとよくあるのを例に上げて分析してみようと思う。


 ・勇者

 冒険者のリーダー的なやつ、どっかの国王かなんかに名指しで指定されて魔王を倒しに行かされる指名制な役職。

 自分で名乗るものじゃないし結構あやふやな存在に思える。


 ・戦士

 前衛の近接職…職って言っちゃったよ、でも役割的な意味だからいいか、兎に角タンクだったりアタッカーだったりどっちにも使われる存在。

 武器も多岐に渡るし物理は大体これに当てはまるのでは?


 ・魔法使い

 文字通り魔法で戦うやつ、攻撃担当が呼ばれるイメージ、補助はなんかまた別の呼び方されるよな?なんでだろうな?属性だったりでバリエーション豊かだから色んな呼び方されるぞ!頭痛くなってきたな!


 ・僧侶

 …あれ僧侶は職業では?そうかだから回復担当は別の呼び方されるのか…あれ?でもそれ職業だから僧侶のが正しいのでは?あれ?あれれ?


 ・盗賊

 泥棒は仕事ですか?なら職業だな!司法仕事しろ!…役職でも同じだからな?泥棒は正当化できないからな!?


 ・賢者

 別に頭が良い訳じゃないぞ、なんでだろうな?賢者ってなんだよ…

 賢い者じゃないのか?魔法でなんでもできるからか?俺にはもうわかんねぇよ


 うーん?大項目の説明になっててこっから小項目に枝分かれしている感じだな…

 書いてて思うことはやっぱり職業とは違うなといったところか。


 しかし、なんでだろうなファンタジーなら許される気がするのは?

 文字は同じなのに全く意味が違う…あ!文字も文化も違うか、ならしょうがねぇな!

 俺は!今!真理にたどり着いた気がするぞ!深く考えるから心が蝕まれるんだな!

 つまりこの考察文に意味なんて無いんだ!今までの考察にも…あああああああああ!

(この先は文字が乱れて読めない)



後書き

K:それで、結局、勇者は職業なんですか?

A:ははは、現実で言って恥ずかしくないなら職業「勇者」名乗っていいんじゃないかな?もう知らねぇ!

K:うわ、この先生めちゃくちゃだ!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る