とりあえず、何かするか
Tonny Mandalvic
第1話
とりあえず、何か書いてみる。
ちょっとこのテーマではあまり思い浮かばない。
周囲を参考にしても、あまりしっくりしない。
どうでもいいがKACに参加している人達って謎の常連の人たちが多いのだが、何かあるのだろうか。
まあ読まれるためには自主イベントに参加すれば読まれるのかもしれないが、僕は独立自由軍なのでかかわらないが。
とりあえず与えられたこの世界。
僕はとりあえずどこかに行くことにした。といっても世界はこれから作られていくのだが。
進んでいくと鳥の取り合いをしている人がいた。
彼らはなぜ鳥の取り合いをしているのかを聞こうと思ったが、殺気立っているのでスルーすることにした。
危険なものにはかかわってはいけないからね。仕方ないね。
そのまま進んでいくと、取り合いをされていた鳥を持った人が後ろから僕を追い越していった。
取り合っていた人とは別の人が鳥を盗んだらしい。
強奪なのかな。
まあいいだろう。
うしろから鳥を取り合っていた人たちが追いかけてくる。
僕は鳥を持った人が進んだ方向を指さし、彼らは追いかけていった。
僕が進んでいくと、何か鍋の中で煮ている人がいた。
その人に僕は話しかける。
「何を煮ているのですか。」
普段日本社会で他人が何かをしていることに声を掛けたら不審者扱いされるであろうがこの世界ではそんなことはないらしい。
「鳥を煮ているんだよ」
「その鳥はどこで捕まえたんですか。」
「・・・・」
どうやらさっきの鳥らしい。
「鳥を探している奴らはどっか行ったんですか。」
食べる気はないが、食べてほしいと思っているときにさっきの鳥を取り合っていた奴らが襲撃してきてはたまらんと思ったので、鳥を煮ている人に聞いた。
「お前もさっきの奴らの仲間か。」
「いや、違いますけれども。」
さっきあんたの逃げた方向教えちゃったけどね。
「まあ取り合えず、ここに座れ。」
座らされる。ここでもとりあえずという言葉が出てくる。
「座ったな、とりあえずビールでも飲むか。」
缶ビールを渡される。
「ところで、この鳥は何ですか。」
「よくわからん丸い鳥だ。」
さっき取り合っていた鳥と同じ鳥だと思う。
ビールを飲みながら鳥を煮ている人と話す。
鳥を煮ている人は鍋の火を止め、鳥を取り分けた。
「食べろ」
「いただきます」
鳥を煮ている人が鳥をとった。僕は鳥を摂りあえず、様子を見ることにした。
「うまい」
うまいとは思わんが、毒かもわからなかったので、様子を見た結果、とんずらすることにした。
「あ、すいません。用事を思い出したんで帰ります。」
有無を言わさず適当に逃げ出した。
家に帰りとりあえず、僕の一日は終わった。
とりあえず、何かするか Tonny Mandalvic @Tonny-August3
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます