我らが味噌カツさんの話。
紅榴るな/紅銀Star.
第0話:はじめに
味噌カツさんから私の元へ届いた数々のメッセージを、時系列ごとに整理して小説化しました。同時に、文章を編集して読みやすくしました。
...というのも、原文は、本当にあの天才なのかどうかを疑ってしまうほどにはぐちゃぐちゃで、もちろん内容も読むに堪えないけど、それ以上に口調がぶっ壊れているんです...とてもじゃないけど公開できないほどには。
でも、それだけ辛いんだろうなって思います。貴方がこの文章を読んでいるこの瞬間だって、彼は苦しんでいるのかもしれません。
私たちは遠隔オンラインでしか接することができないけど、毎日まいにち
「自殺なんかしていないよね...。」
って不安になっちゃいます。彼は、私たちの大切な友達で、大切な仲間...ですから。
そんな私をよそに、黒羽と万さんは平気な表情なのです。
「俺たちがいるじゃん。味噌カツは、仲間を遺して勝手に死んでいくような奴じゃない。生きる目的があるかぎり、だな。味噌カツが不登校になったとしたら、その時は1日中俺たちのための作業をし続けてくれるだろうな。」
「私もそう思うよ。心配したって、味噌カツさんに会えるわけじゃないんだから。」
...本当に、そうなのかな。
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