第13話

 決戦当日、夜明け前から白の国と魔法都市の軍で陣形を組み森の中を前進を開始して魔族と接触する。どちらの陣営のものか角笛が鳴り響き戦闘が開始される。翔達がいる現在地はまだ敵の姿は見えないが開戦の合図に周囲がどよめき隊列が乱れ神楽が叫ぶ。


「落ち着いて!隊列を乱さないで!」


 神楽が生徒を落ち着かせてから後方で待機する。突如として草原から爆発音が響いてくる。翔は生徒数名で状況確認に向かう。


「俺らで確認してきます」


 翔はそこから周囲の様子を窺い相手の陣容を確認しようとする。するとそこでは既に大規模な戦闘が発生していた。他の生徒達を報告に行かせ遠眼鏡で何が戦闘しているのかを確認する。

 魔族の左翼と右翼の陣形をそれぞれ一式揃った武装の一団がそれぞれ力を見せ付けるように激しい戦闘を繰り広げていた。

 観察していた翔の横に神楽が草陰に隠れるようにやってくる。


「アキト…やったのね、援軍よ!」


 白の国を含む六国全てが参戦していた、魔族の陣を囲むように戦闘を行っているようだった。


「俺達も行きますか?」


「そうね、まずは両翼の白の国の部隊を援護しましょう、正面はしばらく安泰ね」


 生徒達の部隊に戻り二部隊に分けて行動することになる。

 翔と仲間は分かれること無く一部の生徒数名とミナとケヴィンの右翼部隊を援護しに行く。残りは先生達率いる左翼の部隊に向かう。

 中々の修羅場と化した森の中でケヴィン率いる志願農民部隊とモンスター部隊が戦闘をしていた。


「負傷者はすぐに下がれ、無理せず控えと交代!」


 ケヴィンの指示が聞こえてくる距離まで来て生徒の一部を負傷者の手当てに割り当て翔達は交代し前線に出る。翔と猪尾がいち早く前に出る。


「ケヴィン先生、オレらも援護します!ユピテル!」


「焰鬼!火力はほどほどで行くぞ!」


 翔達が現れると共に交代要員の兵士達が掛け声を上げて弓攻撃を虫型のモンスターに浴びせる。ユピテルの雷と焰鬼の火をそこに重ねる。


「二人ともありがとう、このまま前に進もう」


 弓隊の準備をさせながらゆっくり前進する。


「魔族がいる可能性が高いです、慎重に行きましょう」


 翔の提案にケヴィンが頷きハンドサインで近場の兵士に周囲の警戒を指示する。想像通り奇襲をする魔族を手早く兵士達が撃ち抜き撃破していく。


「ガスへの警戒、もうすぐ森を抜けるぞ」


 負傷者と控えの部隊もしっかりついて来ているのを確認して正面に部隊の展開を指示する。

 控えではミナの指示の元の回復と武装の修繕、矢の補充を行い随時前線と入れ替えを行っていた。


「すみません、回復を生徒の皆さんに負担させてしまって」


 生徒達は前線に出るよりマシと言いたげな面持ちで回復と修繕を行う。神鳴も修繕のチームに参加する。


「僕も翔達のサポートに行きたいんだが」


「眼鏡君はこっちの護衛、女子にだけやらせる気?」


 西園寺の勢いに河内は仕方なく同意して周囲の警戒を続ける。


「あれ?黒姫は…?」


「前線に行ったか?んもー仕事が増える…」


 愚痴りながら背後から迫る雑魚を負傷者に近付けないように槍で突きメイスで潰す。風で引き裂き光線で焼く。


「大ボスにたどり着く前に精霊がへばっちゃいそう、大丈夫ナゴエル?」


 機嫌の良さそうな鳴き声で返すナゴエルを見てどんどん光線を指示していく。

 黒姫は翔達に合流してデスを呼び出しモンスターを狩るようにガンガン倒していく。しかし何体か倒した所で黒姫が玉のような汗を浮かべ息切れを起こす。


「黒姫無理するな」


「スゲェ強いけど代償?燃費?あるっぽいな、翔後ろに連れてってやれ」


 猪尾に前は任せろと親指を立てて黒姫の肩を支えながら後ろに下げる。


「もう疲労困憊してるじゃない」


 黒姫の様子に西園寺が呆れる。


「僕らに任せて一旦休めって」


 弱々しく頷き木に寄りかかるように休む。

 前線にの戦闘が一段落したようでケヴィンの掛け声と共に森から飛び出して草原の本隊を目指す形で進軍を始める。


「僕らも行くか?」


「見えるところに負傷者出せないでしょ!一旦は森の中で待機」


 西園寺が周囲の仲間を見て冷静に指示する。ミナが精霊のヤトを呼び出し周囲の安全を確認させて同意する。


「周囲にはモンスターも魔族も残っていないようです、クロさんの疲労取れたら皆前線に行って下さい」


 全員頷きまずは黒姫の回復を待つことにする。


 最前線、一気に増援が来たことにより周囲を包囲されて魔族の軍は一気に劣勢になり士気が大分下がっていた。その様子に不敵な笑みを浮かべる神螺、一人の魔族がひざまづいて増援の要請を行う。


「神螺様!このままでは戦線崩壊も時間の問題、増援をお願いいたします!」


「抵抗勢力をここまで一気に集めるとは想定外だったな…余興だ、控えの一団を呼び込むとしようか」


 指をパチンと鳴らし増援を呼び出しすぐさま戦闘に加える。


「さぁ強者よ、もっと集え、皆蹴散らしてくれよう」


 高笑いと共に続々と世界に侵入してくる。

 その様子を黒の国の陣営からアキトが見ていた。


「増援か、神螺はまだ動かないつもりか」


 その隣で黒の王子が敵の増援の仕方に興味を持っていた。


「あれが異界からの侵略か、我々の増援の仕方も大概だったが…面白そうだな」


「他の国よりも他の世界に興味があるのか?」


 王子がニヤニヤしながら答える。


「ああ、そうだ!この世界は狭い、もっと見識を広め貪欲に生きねばたのしくない!俺は三男坊で終わる気はない」


 欲求に素直な人だなと思いながらアキトはアドバイスする。


「なら神様に会いに行くといい、大将首取りに行けば自ずと会えるはずだ」


「神だと?ふはは、戦場に如何様いかような神がいるのか…これは負けられないな」


 王子は手袋の裾を引っ張り気合いを入れながら自信も前線に出ると兵士に止められながらも戦闘準備を始める。


「血気盛んだな、冗談のつもりだったんだが…神螺には用あるしまぁ連れていってやるか」


 アキトも前線に行くために部隊に混ざり魔族の撃退に向かう。


 翔達は控えの部隊として森の中で負傷者の治療と替えの武装の用意を行い

 前線に出る準備をしていた。そこに前線から疲労困憊でぜぇぜぇする猪尾と一部兵士が戻ってきて待機していた兵士が変わりに出撃する。


「すまん、ユピテルの燃料切れだ…」


 神鳴がすぐに寄ってきて負傷の確認と武器の手入れの布を手渡す。猪尾は息切れしながら武器の返り血を拭き取る。


「全くアキトはどこ行ったの?戻ってくるって言ってたのに…」


 神鳴がイライラしながらせかせかと動き回る。


「戻ってくる前に開戦時間になって援軍のどっかにいるんじゃないかな?」


 翔はアキトのフォローしながら神鳴に伝える。


「どうせ神螺前に集合って言ったよな、みたいな言い訳するわよ」


 口真似しながらその言葉を実際に言うアキトを想像した全員が言いそうだと同意する。ミナが治療の終わった負傷者と生徒達を連れて来る。


「前線との距離が開いてきました、森を出ます」


「マジ?まだちょっと疲れが…」


 手斧を拭き終わり疲れも残る猪尾が文句を言おうとするとミナが手を取り応援する。


「もう少し頑張ってください」


「はい!頑張ります!」


 猪尾は声色を変えて立ち上がり一番先頭に躍り出る。呆れた様子で河内が呟く。


「元気じゃないか、ミナさんも半ば色仕掛けしないであげてください」


 クスッと笑うミナを見て意外と小悪魔だと翔は思った。翔は別で疲労で休んでいた黒姫をチラッと見る。すっかり疲労が取れてやる気に溢れていた。


「翔君、私達も行きましょう」


「ほら、遅れてるわよ」


 黒姫と神鳴の声で気付いたら周りの人がほとんど森を出ていた。遅れを自覚して急いで翔達も前線の決戦の舞台へ向かう。


 ―――


 前線では増援の魔族の勢いにより未だに拮抗していたがやはり包囲による不利に魔族側の戦線崩壊寸前ではあった。

 翔達白の国の戦線も援軍の影響で味方の数の少なさであっても敵の攻め手が少なく安定していた。

 ケヴィンに合流した翔達はケヴィンから各国への賛辞を聞かされる。


「以前の白の国でも他の国程の戦果をあげられるかどうか…魔術、技術、戦術…今の我々には足りないものが多すぎるな」


 翔達と共に前線に来たミナがケヴィンを励ますように語る。


「戦争が全てではありません、私達もこれから違う道を見出だせばいいのです」


「そうですね、姫」


「ケヴィン?姫は禁止です!」


 ミナが少し機嫌悪そうにケヴィンを注意する。すぐにケヴィンも謝り兵士達の指示を再開する。

 暫く拮抗していた戦線が突如崩壊して魔族の撤退が始まる。


「魔族が引いていきます!」


 兵士の報告を聞いた一部の兵士が追撃をしようとする。翔がケヴィンに敵の大将である神螺の危険を伝える。


「マズイ、ケヴィンさん追撃をやめさせましょう神螺が引いたのを確認するまでは戦闘してはダメです」


「追撃は中止!皆止まるんだ!…カケルくん、シンラとは一体どのような?」


「負傷しても瞬時に回復してそれに…」


 ケヴィンが全員を止め翔が説明しようとしたその時だった、天を裂く程の青天の霹靂と共に巨大な竜の鱗を纏った悪魔と形容できそうな怪物が草原に降り立ち周囲の兵士を魔族ごと凪払う。


「まさか…あれが」


 翔達もケヴィンも兵士達もその存在に驚き後退りし戦意を失いつつある。


「神鳴、遂に俺達の出番なんじゃないか?」


 震える足を叩きながら翔は神鳴に問う。神鳴は黙って神螺と思われる敵を睨みミナやケヴィンに撤退するように伝える。


「白の国の皆さんは生徒を連れて退いてください」


「ダメよ、カケルさん達だけじゃ絶対ダメ!ケヴィン、私達も最後まで諦めてはダメ!」


 ミナの決意と熱意にケヴィンも頷き兵士達に指示を出す。


「全員整列!ここを死地と心得よ!弓隊構え!」


 号令に合わせパニックだった兵士達を束ね巨体に攻撃を開始する。他の国からも攻撃が集中し魔法や矢の雨、爆発を受けて尚傷ひとつ無く神螺の笑い声がこだまする。


「やはり効いていないか…矢が尽きるまで打ち続けよ!」


 控えていた生徒も加わり矢に魔法を付与してサポートをする。


「行きましょう、神鳴と翔君を待っている…と思います」


 黒姫が最後だけ自信無くしてトーンダウンする。覚悟を決めて進もうとするところに神楽が走ってやってくる。


「ま、間に合ったわ…とんでもない事になってるけど私も行くわよ」


 全員の心配そうな視線に神楽は咳き込みながら大丈夫と主張する。深呼吸して翔の掛け声に合わせて出発する。それを見送るケヴィン、矢もほとんど使いきり一息いれる。


「矢の残りはいざという時に残しておけ、一度距離を取り魔法都市と合流するぞ」


 弓隊を下げて移動を開始する。


「あとは彼等に任せよう姫…姫?」


 ケヴィンが気付いたときにはミナは翔達に着いていっていた。


 激しい爆撃と矢雨の後、神螺にアキトと数人の蛮勇の兵士達が挑んでいた。兵士を率いる黒の国の王子がアキトに尋ねる。


「神とやらはこいつか?それとも…」


「こいつも神だろうが…ほら来たぞ」


 翔達がようやっと到達する。アキトの姿を見て神鳴が怒鳴る。


「アキト!どこ行ってたのよ」


 アキトが笑いながら答える。


「神螺前って言わなかったっけか」


 翔達が全員で「言ってない」とツッコミを入れる。

 神螺は拳を振るい残っていた兵士が吹き飛ばされる。


「遅かったな神様とやら…」


「誰よ?」


 王子に神鳴が不振がって聞く。


「ジン、他の世界を見たい貪欲な男さ」


 ジンと名乗る王子を興味無さそうにし神鳴は神螺に呼び掛ける。


「神螺見えてるかしら?丁度そろそろ決着つけようと思っててね」


 神鳴が瓶を取り出す。アキトが瓶を見て不敵な笑みをする。


「それがシュメイラの…間に合ったのか?」


「ええ、翔!やるわよ」


 アキトが余所見した神鳴から瓶を引ったくる。


「ちょっと!」


 驚き怒る神鳴を無視してアキトは走り出す。


「お前じゃ無理だ、翔後は頼むぞ」


 氷雨を利用して氷の足場を生成して神螺の顔面まで目にも止まらぬ早さで到達し薬を投げつけ着弾箇所を素早く切りつける。血が吹き出すがすぐに傷は塞がらない。攻撃が効いた事に全員が歓喜する。

 しかし痛みで神螺が暴れデタラメな拳がアキトに当たる。いち早く神楽が声をあげて落下箇所に向かう。泣きじゃくりながらアキトを起こそうと何度も名前を呼ぶ神楽にボロボロになりながらアキトは刀を渡す。


「…俺の仕事は終わりだ…氷雨は翔に渡せ、なにも言うな…」


 神楽は黙って頷き目を閉じるアキトに感謝の言葉を伝える。

 予想外のダメージに神螺が体のサイズを戻す。


「貴様等…何をした!?」


 頭の傷を押さえながら怒りに震え拳を構える。


「あなたの不死なんて簡単に覆せるんだからね」


「神鳴ぃ!貴様さえ居なければ!」


 いきがる神鳴を睨み神螺が叫ぶ。武器を構える面々に負傷を恐れすぐに飛びかかれないにらみ合いが続く。

 そこに神楽が駆け足で戻ってきて翔に刀を手渡す。全員がアキトの再起不能と死を悟り武器を握る手に力が入る。


「それは神鳴が持て、武器ないだろ?」


 翔の言葉に神鳴は頷き刀を握る。神鳴が全員に伝える。


「私、最後まで迷ったけど決めたわ…元の世界に返す地球に送るわ」


 神鳴は武器を神螺に向けて叫ぶ。


「父の世界が欲しいそうね!そんなに欲しいなら連れてってやるわ!」


「なにっ?!」


 神螺の傷が塞がり顔の血を払いながら神鳴の台詞に驚く。

 神鳴が地面に手を当て目を見開くと光が広がっていく。

 翔がジンが巻き込まれている事に気付き逃げるように言うとジンはニヤリと笑い親指を立てる。黒姫達も何か叫んでいたがそのまま全員光に飲まれていった。


 ―――


 光を抜けた先、夕刻のビル街に全員気付くと立っていた。

 見慣れた駅前の風景に見慣れない敵、そして翔には大きな違和感があった人気がない。


「どう?お望みの世界よ」


 都会の風景に巻き込まれたジンとミナがキョロキョロする。


「大変よ神鳴!ミナさん巻き込んでる!」


 黒姫が声をあげるが神鳴は後でと言い刀を抜く。翔も黙って構えるのを見て全員が普段より重く感じながら武器を構える。


「間抜けめ、さっきの薬…効果はもう切れているぞ」


 神螺が直前に治った傷に手を当てて首と指を鳴らし拳を構える。


「ふはは!俺は無敵なんだ!全員まとめて生まれ故郷で死ぬがいい!」


 ドスドスと足音を強くならしながら神螺が走る。体が重い事に違和感を感じながら拳を振るう。それを神鳴がヒラリと避ける。


「なんだ…体が思うように動かん…くそが!次元の穴さえ…」


 避けた神鳴を無視して文句を言いながらすぐに翔に飛び掛かる。神鳴がすかさず腕を突き出し神螺の時を遅くする。


「今よ!ぶったぎりなさい!」


 神鳴の声に翔は素早く刀を振り神螺を胴に切り抜け攻撃を避ける。

 神鳴が腕を下げ神螺の時間を戻すと着地と同時に神螺は胴から血を吹き出し悲鳴をあげる。


「何がァ!何故だぁ!」


 咆哮する神螺に神鳴が近付き刀を振り首を落とす。

 あっという間に全てが終わり神鳴が振り返り全員に翔の感じていた違和感の理由を伝える。


「皆ごめんね、ここ地球じゃないの、翔達の記憶にある風景を再現した新しい世界、私の本当の世界なの」


 何となく無人な理由がわかった、まだ未完成の付け焼き刃な世界だったからなのだ。


「巻き込んじゃってごめんなさい、姉さんに言って元の場所に返すから」


 それにジンは拒否する。


「新しい世界、それもいい、窮屈な王子なんて辞めてやるさ」


 それを聞いたミナも頷き言う。


「長老や皆に任せて私もせっかく作れた友達ともっと…」


 神鳴はフッと笑みを浮かべて翔達に再度謝る。


「ごめんなさいね、元の世界…地球には返せないから…元の世界に出来るだけ近付けるから、その…許してね」


 神鳴が新しい世界を持つと言うことは元の地球とは完全に縁を切るということ、そしてそれは神鳴の管理能力では二度と帰還出来ないという事でもあった。翔が約束が違うと口にしかけた所で全員が納得しているのを見て口を紡ぐ。


「そうか…本当に戻れないんだな?」


 最後に翔が神鳴に質問する。


「うん、ごめんね、ちゃんと形は元に戻すように努力するわ」


 翔の深いタメ息を残して再度全てが光に包まれ意識もこれまでの記憶までも消えていく…

 元に戻すという約束の為に…


 ―――


 とある朝、いつも通りの時間…ではなくこのままでは遅刻確定の時間に目が覚め翔は目覚ましのかけ忘れに自分を叱りながら急ぎ着替え台所で口を濯ぎゼリー飲料を飲みながら家を飛び出す。

 自転車に乗りいつもの道を進もうとする。ふと自宅の屋根に視線を移す。誰もいないはずだがつい口走りたくなる。


「行ってきます」


 スッと半透明な赤い着物少女が屋根に降り立ち慈しむようにその光景を見てそのまま走って学校へ向かう翔に手を降る。


「行ってらっしゃい」

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