いつもの番線で
つかさ
第1話
向かいの車窓は 真っ暗
昔の記憶は そのまま
有線をぶら下げ 揺らぐ視線
警笛が響き 開く目蓋
映る姿に 口固く結び
笑う姿に 眉を下げ
手振る姿 目に焼き付ける
ドアが開いて振り返り
いつもの座席にさようなら
胸に咲く花膨らまして
最後の改札を抜ける
いつもの番線で つかさ @tsuki_
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。いつもの番線での最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます