送り主

はると

「やぁやぁだいき君何か持ってるね?」

だいき

「はるとかよ、何か手紙が入ってたんだよ」

はると

「貴様あちら側に行くのか!」

だいき

「別に告白かどうかなんてわかんねぇだろ」

はると

「それを渡せ」

テシッ

だいき

「やめろ!」

はると

「き~さ~ま~~!」

だいき

「静かにしろ」

キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン

はると

「昼休み覚えて置けよ」

だいき

「はいはい」

だいき

(とは言っても送り主知ってるんだけど)

キングクリムゾン

キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン

はると

「貴様、生か死どちらが良い」

ドスッ

はると

「ガハッ」

だいき

「悪いな、うるせぇんだよ」

たったったっ

だいき

「まだあってくれ……」

がらがら

だいき

「おばちゃんまだメロンパンある?!」

おばちゃん

「残念!今日は売り切れ!」

だいき

「くそぉ!」

おばちゃん

「嘘よ受験頑張りなさい」

だいき

「サンキュー」

おばちゃん

「取って置いた代と料金で500円ね」

だいき

「はい!」

チャラチャラ

おばちゃん

「毎度あり!」

だいき

「バイバイ~」

おばちゃん

「いつでも待ってるからね」

だいき

「はいよ」

がらがら

たったったっ

キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン

だいき

「短!」

がらがら

だいき

「すいやせん遅れました!」

先生

「お前が遅れるとは珍しいな」

だいき

「はい~」

先生

「反省文10枚!」

だいき

「終わった~!」

先生

「嘘だよ今日は良いからな」

だいき

「ヨシッ!」

先生

「早く座れ」

だいき

「は~い」

キングクリムゾン

キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン

先生

「では、今日の授業を終わります今日はもう下校だから気を付けろよ」

一同

「は~い」

先生

「さいなら」

がらがら

たったったっ

だいき

「行かねぇとな」

スチャ

はると

「ここから先には行かせん!」

だいき

「はいは~いどけ」

グーーい

はると

「貴様~ー!」

たったったっ

____________________

あおい

「渡すものですかお兄ちゃんは私だけの!」

___________________

だいき

「多分あいつのことだから……」

だいき

「やっぱりここかみのり」

みのり

「先輩付き合って下さい!!」

だいき

「だから何回も言うけど無理だから」

みのり

「何で!」

ポタポタポタポタ

だいき

「雨降ってきたな」

みのり

「先輩こっち!」

ガシッ

たったったっ

ガチャン!

____________________

だいき

「ここどこだよ?」

みのり

「女子更衣室のロッカーです!」

だいき

「はっ?早く出せ!」

ガシッ

みのり

「せ♡ん♡ぱ♡い♡逃がしません

もし今出たらみんなからキモがられますよ」

だいき

「良いから……」

ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ

だいき

「お………いだ……んだん力強……くなってないか?」

みのり

「先輩知らなかったんですか?私一様昔ヤンチャしてたんですよ!おかげで握力鍛えられました」

ぐぐぐぐぐぐぐ

だいき

「や……め………て…く……」

バタッ

みのり

「倒れちゃった、このまま連れ帰っちゃお

そして………ふふふふふ」

みのり

「か♡え♡り♡ま♡しょ♡せ♡ん♡ぱ♡い♡」

To be continued


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る